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2011.11.08 16:00  週刊ポスト

オバマ・李明博晩餐会に和食登場で韓国メディア猛反発の理由

オバマ大統領も、まさかこんな形で物言いがつくとは思いもしなかっただろう。10月13日、韓国・李明博大統領を迎えて、ホワイトハウスで催されたオバマ大統領主催の晩餐会のメニューに和牛や寿司などの日本料理が含まれていたことを知った韓国メディアが猛反発を繰り広げているのである。

韓国メディアの過剰反応には失笑を禁じ得ない。ディナーに隣国の料理が含まれていたからといってそこまで目くじらを立てる必要はない。仮に日本の首相が招かれた際に韓国料理が提供されたとしても、同様の批判は生まれないだろう。

加えていえば、「寿司」や「和牛」は、アメリカでも日本語がそのまま使われているほど世界中に浸透している。それを食卓にのせることがはたして「ミス」といえるのか。ならば、フランス料理もイタリア料理もダメなのだろうか。韓国文化に精通する産経新聞ソウル支局長の黒田勝弘氏がいう。

「日本に対する韓国の特殊な対抗心は、アメリカのような多文化社会では理解されるはずがありません。このような報道が出る背景には、韓国が官民あげて大キャンペーンを展開している“韓国食の世界化”が思うように進んでいないという事情がある。“なぜ『ミシュランガイド』は日本に進出するのに、わが国には進出しないのか”というコンプレックスが韓国人にはあるのです」

韓国は本年度予算で「韓国料理の世界化」を推進するために242億ウォン(約17億8000万円)を割り当てている。いくらカネを注ぎ込んでも、隣国への歪んだ敵対心が根底にあるようでは、いい結果は生まれないだろう。

※週刊ポスト2011年11月18日号

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