ライフ

妻への「愛してる」メールに義理の娘関与し混乱 夫婦険悪に

夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回寄せられたのは、ご主人(59歳)が商社勤務の奥様(57歳)。ご主人からは毎朝、愛情メールが届くそうです。

* * *
「朝食おいしかったよ。ありがとう。愛してる」出勤途中にこんなメールを送ってくれる主人は口下手で、面と向かって「愛してる」なんていってくれません。それだけに、毎朝のメールはすごく嬉しいんです。

ところが、今朝は風邪で寝込んで朝食を食べていないのに、「朝食おいしかったよ」とメールが。なんで? 寝室に行き、「どういうこと?」と聞くと、シドロモドロで「し、知らん! 嫁に聞け」ですって。

嫁に電話すると、「実は、お義父さんの代わりに私がメールしていたんです」と衝撃の告白。2か月前、主人が会社の帰りに孫の顔を見に息子宅に寄ったとき、「言葉でいえないならメールで愛情表現したら? お母さん、絶対に喜ぶから」と、息子夫婦が主人に勧めたらしいんです。

それで、最初の3日間くらいは自分で送信していたらしいんですが、「面倒くさい。代わりに送ってくれ」と、嫁に頼んだそうなんです。私は大ざっぱな性格で、朝メールが来ると、「主人からだ」と、送信元を確認せずに喜んでいました。

嫁は「私も子供の世話とかで忙しいし、迷惑してたんです。それに風邪で休んでいるなら、『今朝はメールしなくていい』と連絡をくれるべきですよ」と、最後はキレ気味。主人に「『もう嫌だ』といってたわよ」と告げると、「じゃあ、お前が代わりに頼む」ですって。私が私宛てに送ってどうすんのよ!

※週刊ポスト2012年2月3日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
華々しい復帰を飾った石原さとみ
【俳優活動再開】石原さとみ 大学生から“肌荒れした母親”まで、映画&連ドラ復帰作で見せた“激しい振り幅”
週刊ポスト
死体損壊容疑で逮捕された平山容疑者(インスタグラムより)
【那須焼損2遺体】「アニキに頼まれただけ」容疑者はサッカー部キャプテンまで務めた「仲間思いで頼まれたらやる男」同級生の意外な共通認識
NEWSポストセブン
学歴詐称疑惑が再燃し、苦境に立つ小池百合子・東京都知事(写真左/時事通信フォト)
小池百合子・東京都知事、学歴詐称問題再燃も馬耳東風 国政復帰を念頭に“小池政治塾”2期生を募集し準備に余念なし
週刊ポスト
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏による名物座談会
【江本孟紀×中畑清×達川光男 順位予想やり直し座談会】「サトテル、変わってないぞ!」「筒香は巨人に欲しかった」言いたい放題の120分
週刊ポスト
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
ホワイトのロングドレスで初めて明治神宮を参拝された(4月、東京・渋谷区。写真/JMPA)
宮内庁インスタグラムがもたらす愛子さまと悠仁さまの“分断” 「いいね」の数が人気投票化、女性天皇を巡る議論に影響も
女性セブン
伊藤
【『虎に翼』が好発進】伊藤沙莉“父が蒸発して一家離散”からの逆転 演技レッスン未経験での“初めての現場”で遺憾なく才能を発揮
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
“もしトラ”リスクも…(写真/AFP=時事)
【緊迫する中東情勢】イラン・イスラエルの報復合戦、エスカレートすれば日本にも影響 “もしトラ”リスクが顕在化
週刊ポスト