日本に流れる川の数をご存じだろうか? その数なんと約18万本。うち国交省が管理する一級水系が109あり、その水系に関わる一級河川の数は1万4000本にもなる。それで国内の河川、約7割を占めるという。
トヨタの新型ハイブリッド車、ラテン語で水を意味する「アクア」の発売を機に、水をテーマにした自然環境を守るアクションプログラム「AQUA SOCIAL FES!!」(アクアソーシャルフェス)がスタート。3月24日(土)には、東京都と神奈川県にまたがる一級河川であり、流域内人口密度は全国一位の鶴見川流域で、そのプログラムが開催された。
この日の内容はJR鴨居駅付近から綱島河川敷までの約12kmを、鶴見川について学びながらウォーキングするというもの。途中、遡上してきたばかりの鮎など川に住む生物や、外来種にその存在を脅かされている葦などの植物に実際に触れてみる。
「最初はあまりきれいな川じゃないなと思ってたんです。でも、川って源流が岩なのか泥なのかによって見え方が違うこと。単に水の透明度が高ければ、生物が住みやすいというわけじゃないこと。葦やすすきも大切で、そこに生物のサイクルができている。それを知れば知るほどおもしろくなった」と参加していた20代の男性は話す。