芸能

ビッグダディ近隣住民 「喧嘩してるところ見たことない」

 少子化日本にあって、5男9女という14人の子供を抱える夫婦の姿は確かに格好の密着対象なのだろう。大家族ドキュメンタリー番組『痛快!ビッグダディ』(テレビ朝日系)が回を重ねるたびに高視聴率を記録している。4月7日に放映されたパート14も平均視聴率16.1%と好調。急遽ゴールデンウィークにも続編が放映されることが決まった。
 
 舞台は香川県小豆島。ビッグダディこと林下清志さん(46)と昨年結婚したばかりの新妻・美奈子さん(29)の激しい夫婦喧嘩やお世辞にも十分とはいえない食事の光景など、家族の日常を余すところなく映し出すところが人気の秘密だ。しかし、さすがにテレビに映せないものもあった――。
 
 先日の放送では、「ついに電撃離婚を決断」と銘打ち、夫婦喧嘩が繰り返し映し出された。しかし、ある近所の住民は、2人が喧嘩しているところは見たことも聞いたこともないという。
 
「奥さんの美奈子さんが大のラーメン好きらしく、いつも夫婦2人で仲良さそうにラーメン屋で食べている姿を見かけます。町のパチンコ屋でもよく一緒に打ってますしね」
 
 人気番組ゆえ、喧嘩で視聴率が獲れるとなれば、そこを強調する――その結果、設定に無理が出ているのだろうか。ビッグダディが経営する接骨院「島の接骨院」を利用する患者の1人も、次のように明かした。
 
「番組では夫婦が接骨院にお客が来ない、家計が苦しいと悩んでいる様子が出ていましたよね。でも、週末なんかは観光客がいっぱい来て、接骨院で施術してもらっては一緒に写真を撮ったりしていますよ。今度のゴールデンウィークも随分予約が入っているそうで、『本当に助かっている』と話していました」
 
 実はこうした観光客もさることながら、番組を観たファンからの“プレゼント”も殺到しているという。
 
「番組を見て、子供たちを不憫に思った全国のお年寄りや母親たちから、子供服やゲーム機、ゲームソフトやおもちゃ、食べ物が段ボールで届くそうです。今や『小豆島のビッグダディ一家様』で届くそうですから(笑い)。放送では、散らかった部屋しか映りませんが、箪笥の奥に隠しているそうです」(接骨院の患者)

※週刊ポスト2012年4月27日号

関連記事

トピックス

ビアンカ・センソリ(カニエのインスタグラムより)
《過激ファッション》カニエ・ウェストの17歳年下妻、丸出しドレスで『グラミー賞』授賞式に予告なく登場「公然わいせつ」「レッドカーペットから追放すべき」と炎上
NEWSポストセブン
女性皇族の健全な未来は開かれれるのか(JMPA)
愛子さま、佳子さま“結婚後も皇族としての身分保持”案の高いハードル 配偶者や子供も“皇族並みの行動制限”、事実上“女性皇族に未婚を強制”という事態は不可避
女性セブン
車から降りる氷川きよし(2025年2月)
《デビュー25周年》氷川きよし、“名前が使えない”騒動を乗り越えて「第2章のスタート」 SMAPゆかりの店で決起集会を開催
女性セブン
第7回公判では田村瑠奈被告の意外なスキルが明かされた(右・HPより)
《モンスターに老人や美女も…》田村瑠奈被告、コンテストに出品していた複数の作品「色使いが独特」「おどろおどろしい」【ススキノ首切断事件裁判】
NEWSポストセブン
大きな“難題”に直面している巨人の阿部慎之助・監督(時事通信フォト)
【70億円補強の巨人・激しいポジション争い】「レフト岡本」で外野のレギュラー候補は9人、丸が控えに回る可能性 捕手も飽和状態、小林誠司は出番激減か
週刊ポスト
『なぎチャイルドホーム』の外観
《驚異の出生率2.95》岡山の小さな町で次々と子どもが産まれる秘密 経済支援だけではない「究極の少子化対策」とは
NEWSポストセブン
出廷した水原一平被告(共同通信フォト)
【独自】《水原一平、約26億円の賠償金支払いが確定へ》「大谷翔平への支払いが終わるまで、我々はあらゆる手段をとる」連邦検事局の広報官が断言
NEWSポストセブン
10月1日、ススキノ事件の第4回公判が行われた
《お嬢さんの作品をご覧ください》戦慄のビデオ撮影で交わされたメッセージ、田村浩子被告が恐れた娘・瑠奈被告の“LINEチェック”「送った内容が間違いないかと…」【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
中居の恋人のMさん(2025年1月)
《ダンサー恋人が同棲状態で支える日々》中居正広、引退後の暮らし 明かしていた地元への思い、湘南エリアのマンションを購入か 
女性セブン
大木滉斗容疑者(共同通信)
《バラバラ遺棄後に50万円引き出し》「大阪のトップ高校代表で研究成果を発表」“秀才だった”大木滉斗(28)容疑者が陥った“借金地獄”疑惑「債権回収会社が何度も…」
NEWSポストセブン
2月5日、小島瑠璃子(31)が自身のインスタグラムを更新し、夫の死を伝えた(時事通信フォト)
小島瑠璃子(31)夫の訃報前に“母子2人きり帰省”の目撃談「ここ最近は赤ちゃんを連れて一人で…」「以前は夫婦揃って頻繁に帰省していた」
NEWSポストセブン
ファンから心配の声が相次ぐジャスティン・ビーバー(Xより)
《ジャスティン・ビーバー(30)衝撃の激変》「まるで40代」「彼からのSOSでは」“地獄の性的パーティー”で逮捕の大物プロデューサーが引き金か
NEWSポストセブン