国内
2012.04.17 07:00 NEWSポストセブン
代々木忠「セックスレス増加は国や学者の性問題軽視が原因」
新著『つながる セックスが愛に変わるために』(祥伝社)を出版したAV界の重鎮、代々木忠監督。4月13日発行の『メルマガNEWSポストセブン』11号では、代々木監督へのインタビューを掲載。ここで、その一部を紹介する。
* * *
AVに出演する女性たちに監督がいうのは「いいセックスをしようと思ったら、相手の目を見ること」。女性たちは「目を見るんですか」と一様に驚くが、目を見ることによって相手の気持ちと溶けあい、ふたりだけの世界でつながらなければ、いいセックスはできないと断言する。
「オーガズムを得られない=イケない女性が増えています。セックスというのは、感情と本能を使ってする行為で、思考の妄想と肉体の刺激でできるオナニーとは別物なんです。目をつぶっていたら、自分の世界にはいって妄想が膨らみ、元カレとのセックスを想像してもできる。それは、相手の体を使ったオナニーであって、セックスではない。性交とは心を通わせること。相手と心が交わらなければ、いいセックス、いいつながりなどできるわけないんです」
それまで心を開いたセックスをパートナーとしてきたか。いいまぐわい(目合い)をしてきたか。そうでない人たちは、セックスレスになっても当然だ。
「男も女も性を学ぶ場がなくなってきました。セックスは人間の根源的な営み。種の存続のためになくてはならないもの。国も学者も個人も性の問題をないことにしてきた結果、つながり感の希薄な世の中になってしまった。40%の夫婦がセックスレスという調査もありますが、残りの60%だって、いいセックスをしているかといえば、相手の体を使ったオナニーが多いように思います」
関連記事
トピックス

テレ東のWBSが報ステの視聴者を奪うのではないかと想像される理由
NEWSポストセブン

飲食店の時短営業で窮地に追い込まれる非正規雇用の人々
NEWSポストセブン

“土曜23時台”にドラマ4作が集中、なぜ最大の激戦区になったのか?
NEWSポストセブン

在宅勤務で仕事と料理の往復に疲れた帰国子女妻 夫婦関係にも疑問符
NEWSポストセブン

巨人・桑田コーチの最初の仕事は「主力選手を強制禁煙」か
NEWSポストセブン

橋本環奈「時間が足りず」20時過ぎて… 会員制高級焼肉店で女子会
女性セブン

眞子さま結婚問題「天皇皇后両陛下と小室さんは一生会わない」事態も
女性セブン

小倉優子、まるで20代のルックス「12分5万円」のエステ効果か
女性セブン