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熱中症対策の甘酒「冷や」か「常温」が効果的 売上280%増

 猛暑の夏、注意しなければならないのが熱中症。予防のためには水分をこまめに補給することが重要だが、特に「飲む点滴」という熱中症に効くとされる飲料を飲むことがいいという。

 そんな「飲む点滴」として話題になっているのが甘酒だ。正月に飲む飲み物では!?と思われるかもしれないが、実は俳句の世界では夏の季語でもある。そこにはしっかり理由があった。女子栄養大学栄養クリニックの管理栄養士・榊玲里さんが語る。

「甘酒は水分と塩分と糖分がバランスよくはいっていますからね。ただ、甘酒には酒粕とお砂糖で作られたものと、米と米麹でできたものがあります。夏バテで胃腸機能が弱まりがちなこの時期には、消化吸収を助けてくれる麹が含まれている後者をオススメしたいですね」

 甘酒といえば温めて飲むイメージが強いが、むしろ常温や冷たい状態が好ましいという。

「加熱すると、消化酵素が効果を発揮しにくくなるので、常温か冷たい状態で飲んでほしいですね。胃腸の機能をより高めたいなら、甘酒に、しょうがのしぼり汁を入れるのもいいでしょう」(榊さん)

「冷やし甘酒」をはじめ、各種甘酒を扱っている森永製菓では、「7月の売り上げは前年同月の280%アップ」と絶好調だ。

「朝ごはんを抜いたり菓子パンで済ませたりする人は、甘酒に塩を一つまみ入れたものを代わりに飲むと熱中症予防効果が高まります」(榊さん)

 というから、常備しておきたいところだ。

※女性セブン2012年8月23・30日号

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