芸能

話題の過激昼ドラの内容がマイルドに 視聴者クレーム原因か

 お昼の時間の新たな刺激――として主婦たちの間で話題沸騰のドラマ『幸せの時間』(フジテレビ系)。東海テレビ制作で、11月5日にスタートし、真っ昼間にもかかわらず“R指定”シーンの連続に視聴者はくぎ付けとなった、

 ところがここにきて、お約束だったはずの過激シーンが激減中とか。ドラマの内容が“マイルド”になったのはどういうことなのか。

 テレビ局関係者に取材を進めていくと、

「制作スタッフは毎日、過激シーンをカットする再編集に追われているようだ」

「さすがにエロすぎるとクレームを受けた」

 などと取り沙汰する声が聞こえてくる。内部の事情を知るテレビ局関係者は、

「実は、ドラマの過激なシーンが朝の情報番組で紹介されたのが問題になったようなんです」

 と明かした。確認してみると、どうやら『ノンストップ!』(フジテレビ系、月~金、9時55分~)が関係しているらしい。11月12日に放送された『過激すぎる…主婦に話題沸騰! 新昼ドラ「幸せの時間」の魅力』という特集では、司会のバナナマン・設楽統が「毎回毎回、濡れ場があるんですか!?」などと興奮を隠せない様子。

「『幸せの時間』のストーリーを知らないままに過激なシーンばかりが取り上げられてしまった結果、一部の視聴者からクレームが相次いだようなんです」(前出のテレビ局関係者)

 もしかすると、普段昼ドラを見ない視聴者に「過激すぎる」「子供が見たらどうする」といった印象を与えてしまったのかも。

 ドラマの当事者たちは、こうした“取り沙汰”をどのように捉えているのだろう?

 東海テレビの番組プロデューサーに確認すると、

「今回の作品はあくまでホームドラマ。ストーリーの流れから、当初は達彦(西村和彦)とその愛人の燿子(神楽坂恵)の愛情を表現するためにベッドシーンが必要でしたが、もともと“1日1回のセックスシーン”などを意図しているわけではありません。これからは智子(達彦の妻。田中美奈子)の母親も含めた家族の話になっていくので、性描写が少なくなったように感じられるかもしれません」と話した。

 ドラマは新築一戸建てのマイホームに引っ越し、幸せの絶頂にあった家庭が転落の道をたどるストーリー。主人公の智子は良妻賢母として理想の家庭を築こうとするものの、夫・達彦の不倫や長男・良介の年上女性との同棲、長女・香織の援助交際などが絡み合い、家庭は崩壊の危機に。そしてついに、智子自身も初恋の相手との運命的な再開を機に、“禁断の果実”を口にする…。

※女性セブン2012年12月13日号

関連記事

トピックス

結婚生活に終わりを告げた羽生結弦(SNSより)
【全文公開】羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんが地元ローカル番組に生出演 “結婚していた3か間”については口を閉ざすも、再出演は快諾
女性セブン
「二時間だけのバカンス」のMV監督は椎名のパートナー
「ヒカルちゃん、ずりぃよ」宇多田ヒカルと椎名林檎がテレビ初共演 同期デビューでプライベートでも深いつきあいの歌姫2人の交友録
女性セブン
NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
《重い病気を持った子を授かった夫婦の軌跡》医師は「助からないので、治療はしない」と絶望的な言葉、それでも夫婦は諦めなかった
《重い病気を持った子を授かった夫婦の軌跡》医師は「助からないので、治療はしない」と絶望的な言葉、それでも夫婦は諦めなかった
女性セブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン