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18才から銀座で働き26才にして店を持った銀座のママの手帳術

 そろそろ新しい手帳を使い始める時期だか、世間の“手帳の達人”はどんな使い方をしているのだろうか。そこで話を聞いたのは、18才から銀座で働き、26才にして自分の店を持った銀座のママ・日高利美さん。利美ママが愛用する“黒革の手帳”には、夜な夜な銀座で交わされる秘密の話が…!?

「さあ、どうでしょう?」と、艶然とほほえむ、利美ママ。

「私は18才から銀座で働き始めましたので、手帳の使い方なんてまったく知らなくて。手帳の書き方の本などで共感したやり方を、自己流にアレンジしています」

 特に銀座のママならではの“気配り”を感じるのは、「人から何をしてもらったか、それに対してどんなお返しができたか」を書き込むこと。

「たとえば、食事をごちそうしていただくなどお金に換算できる心遣いは“○”、“気持ち”をいただいたときはハートをつけて具体的に内容を書いておきます。次にお礼をするチャンスが来る前日に、お礼の準備ができますから。

 主婦のかたでも、ママ友の誰かが自分のことをほめていたと聞いて、心が勇気づけられることってあると思うんです。そんなときは、その気持ちを手帳に書いておけば、人間関係が温かいものになるのでは?」

“Check List欄”には、○やハートとともに出来事の記録が。

「どんなことを書きとめるかは、それぞれのアレンジで。主婦なら“料理をほめられた”、“上手に節約できた”なんてマークがあってもいいですよね」

 その日のできごとを書く日記欄にも利美ママならではの工夫がなされている。

「私は過去の手帳を見てその年にあったことを思い出すので、同じ失敗を繰り返さないためにも、日記は1年後の自分に現在の私を伝える気持ちで書いています」

※女性セブン2012年12月20日号

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