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「いいものは長持ちするし結局お得」には落とし穴が存在した

 節約をするには、ぜいたくをしないのがもっとも簡単なことだが、「体にはいいものを」と、食品などにお金をかける人も少なくない。でも、実際問題として、どうなのだろうか?

 M子さん(38才)は、子供の健康のために低農薬野菜や産直品を選ぶように心がけており、そこを譲ってまで節約するつもりはないという。洋服もオーガニックコットンのワンピースが定番。エコだし、長く着られるし、結局節約にもなりそうだが…。

 実際、商品を選ぶ基準に「環境や健康に優しいから」を挙げる人が増えている。自分たち夫婦はともかく、子供にはいいものを食べさせたいという親も多い。そういう人が、よく言い訳に使うのが、「いいもののほうが結局長く持つし、お得だから」という言葉。しかし、いきすぎれば家計を圧迫することにもなりかねない。家計再生コンサルタント・横山光昭さんは、こう説明する。

「長く着られるものを吟味して買うのはいいことです。でもその“こだわり”もバランスが大事。いくら子供のためでも、収入に見合わない食材やブランドに固執しすぎるのは、やめたほうがいいでしょう」

※女性セブン2013年3月14日号

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