文部科学省の定めるところによると、小学校で習う漢字は1006文字。たった1006文字を使って、中学の受験問題では熟語の意味にパズル的要素を加えた難問が登場する。熟語を制する者が受験を制するのだが、大人になった今、中学受験を制することができるか挑戦してみよう。
* * *
次の(1)~(10)の四字熟語について、下に書かれた内容を表すように、それぞれ空欄(■)に漢字を一字ずつ入れて四字熟語を完成させなさい。一つの熟語に同じ字を二回使っても構いません。【普連土学園 2013年出題】
(1)一■一■ …… 短い時日のこと。
(2)一■一■ …… 一生に一度限りと思って、そのことに挑むこと。
(3)一■千■ …… 何かの実現を待ち遠しく思うこと。
(4)二■三■ …… 数は多くても値段が非常に安いこと。
(5)■三■四 …… あることが一度では終わらず、何度も繰り返されること。
(6)四■四■ …… とてもまじめで、かたくるしいこと。
(7)五■五■ …… お互いに優れているか、劣っているかの差がないこと。
(8)七■八■ …… 何度失敗してもくじけずに立ちあがること。
(9)百■百■ …… すべての予想、計画などが必ず当たること。
(10)千■万■ …… 多くのものがそれぞれ様々に異なっていること。
答えは下に
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
(1)(一)朝(一)夕、(2)(一)期(一)会、(3)(一)日(千)秋、(4)(二)束・足(三)文、(5)再(三)再(四)、(6)(四)角(四)面、(7)(五)分(五)分、(8)(七)転(八)起、(9)(百)発(百)中、(10)(千)差(万)別
※週刊ポスト2013年3月15日号