ビジネス

35歳スマホ中毒女性記者 肩こり解消の「秘密兵器」を発見!

様々な肩こりケアグッズ

 肩こりによる不調を訴えるのは、圧倒的に女性が多いそうだ。平成22年の国民生活基礎調査(厚生労働省)によれば、病気やけが等で自覚症状があると答えている人のうち、男性が訴える症状でもっとも多いのは腰痛で、女性は肩こりだった。肩こりに悩まされている女性は、現在も急激に増え続けているはずだと35歳女性記者のカナエさんは言う。

「ずっと肩こり知らずだったのに、1年半前くらいから肩や首がこわばるように。しばらくはわけがわからず、筋肉痛かと思っていました。友人に症状を伝えたら、それは肩こりだと指摘されて。スマホを使うようになってからなので、他に理由は考えられない。だからといってスマホを使うのは止められない。それに、これだけスマホが普及した今、私のように肩こりを訴えるようになった人はたくさんいるはず」

 平成22年末にはスマートフォンの普及率はまだ10%にも満たなかったのが、今や携帯をもつ人の3人から4人にひとりがスマホユーザーとなっている(総務省「通信利用動向調査」調べ)。スマホを使い始めて以来、肩こりに悩まされるようになったと主張するカナエさんの推測によれば、スマホ使用率があがるにつれ、年齢を問わず、肩こりに悩む女性は激増しているはずだというのだ。

 パソコンやスマホなどを長時間操作し続けると、背中を少し丸め、うつむいた姿勢を長く続けることになる。この姿勢は、体より前へ出た状態の頭を首と肩で支えるような状態。そのため、頭の重さを支えるために首から肩にかけて負担がかかる。首が細い女性にとって、この姿勢は男性よりも負担が大きい。仕事でパソコンを使う場合は1時間に1回、10~15分程度の休憩をとるようにと厚生労働省は推奨するが、実際には難しい。

 特に、カナエさんの場合は中毒といってもよいほどスマホ漬けの生活だ。朝、目覚めると同時にスマホを手にして眠っている間に更新されたタイムラインのチェック。移動の間も、食事もお風呂に入るときも、起きている間はずっとスマホの画面をみている。肩こりになるのも当たり前の生活なのだ。だからといってスマホは手放せない。そこで、スマホ女子の代表として肩こりケアに取り組むことにした。

 とはいえ、35歳“女子”なので、露骨に肩こりケアをしているとは知られたくない。もし知られても、老けて見えるのだけは勘弁! と唱えながらカナエさんが選んだのは、以下の品々。

 ネットで肩こりの悩みの解決法を探すと、とにかく体を温めるのが大事というものが多い。そこで、「クナイプ バスソルト ウィンターグリーン&ワコルダー」(株式会社クナイプジャパン)と「きき湯 腰痛・肩こりにマグネシウム炭酸湯」(株式会社バスクリン)をそろえて、お風呂で体を温める習慣を始めた。

 同じく肩こりに悩む友人からお灸がよいという評判をきいたので、初心者にもわかりやすい図解入りの「ラクラク肩ふわり はじめての温灸 ローズマリー」(株式会社ライブエンタープライズ)で生まれて初めてお灸にトライしている。そして、デスクに置いてあっても肩こりグッズには見えない「ツボ押しアニマル」(株式会社コラゾン)を使って、仕事の合間に肩をほぐそうという算段だ。

 さらに、ヘルスケア製品売り場で見つけて以来、“秘密兵器”と呼び、さっそく愛用しているのが「磁気のブラストラップ」(ピップ株式会社)だ。

「肩に直接、湿布や磁気を貼るタイプが効くよと何人もの人から言われました。でも、メントールの匂いをぷんぷんさせたり、何かを体に貼っているのが襟ぐりから見えるのはちょっと気が引ける。それに、シールにかぶれやすい体質なので、肌に直接貼るのも心配。でも、このブラストラップならば、かぶれの心配はないし、目立たないので周りの目も気にしなくていい」

 持っているブラにあわせた色を全5色(ピンク、ブラック、ベージュ、ホワイト、ブルー)から選び、内側に磁石がついたストラップを付け替えるだけというお手軽さ。普通のピップエレキバンの磁石よりも薄型で肌に違和感がなく、下着メーカーのトリンプ社との共同開発によるストラップだから、品質も安心できる。そして何より、肩こりケアのための時間をわざわざつくる必要がない、というのがカナエさんがこの製品をもっとも気に入っている点だ。

「以前は、パソコンに向かって仕事を始めしばらくすると、肩全体が固まっているような感じがイヤで、気づくと腕や肩甲骨を伸ばすストレッチをしていました。でも、ブラのストラップを取り替えたら、パソコン前でストレッチする回数が減っています」

 肩こりの原因呼ばわりされたスマホを触ったままでも肩こりケアできる「磁気のブラストラップ」は、仕事もオシャレもスマホも手放せない女子にとって、強い味方となりそうだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

ロッカールームの写真が公開された(時事通信フォト)
「かわいらしいグミ」「透明の白いボックス」大谷翔平が公開したロッカールームに映り込んでいた“ふたつの異物”の正体
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんの「冬のホーム」が観光地化の危機
《白パーカー私服姿とは異なり…》真美子さんが1年ぶりにレッドカーペット登場、注目される“ラグジュアリーなパンツドレス姿”【大谷翔平がオールスターゲーム出場】
NEWSポストセブン
和久井被告が法廷で“ブチギレ罵声”
【懲役15年】「ぶん殴ってでも返金させる」「そんなに刺した感触もなかった…」キャバクラ店経営女性をメッタ刺しにした和久井学被告、法廷で「後悔の念」見せず【新宿タワマン殺人・判決】
NEWSポストセブン
初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、初の海外公務で11月にラオスへ、王室文化が浸透しているヨーロッパ諸国ではなく、アジアの内陸国が選ばれた理由 雅子さまにも通じる国際貢献への思い 
女性セブン
几帳面な字で獄中での生活や宇都宮氏への感謝を綴った、りりちゃんからの手紙
《深層レポート》「私人間やめたい」頂き女子りりちゃん、獄中からの手紙 足しげく面会に通う母親が明かした現在の様子
女性セブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
《ママとパパはあなたを支える…》前田健太投手、別々で暮らす元女子アナ妻は夫の地元で地上120メートルの絶景バックに「ラグジュアリーな誕生日会の夜」
NEWSポストセブン
グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン