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週4合コンを10年続ける男が提唱する「アメトーーク!理論」

 好みの相手がいなかった、異性の自慢話に疲れ果てた、つまらなすぎる会話に睡魔が襲う、不愉快なイジリをされる……。だれでも一度は、合コンの「失敗」に遭遇したことがあるのではないだろうか。

 男性としては、女性からこうした目で見られるのは不名誉なことだろうが、このような状況を避け、合コンの勝率をあげるにはどうしたらよいのだろうか。

「学生時代から合コン漬けの毎日で、就職活動でも合コン分析を語り内定を取ったといってもいい(笑)。僕の場合、合コンはフィールドワークと同じ。毎回、次の合コンに活かすために日々研究を欠かしません」と語るのは、過去10年間、現在まで、ほぼ週4回のペースで合コンを続けているという“合コンマスター”のA氏(28歳・不動産会社勤務)だ。

 そのA氏が、合コンに一番参考になる番組として挙げるのが、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)。

「“ひな壇芸人”と呼ばれる通り、座る場所によって明確に役割を演じきっている芸人さんたちのふるまいは、とても参考になります。ひな壇の中で自分が必要とされている瞬間に、いかに周囲を引き立て、かつ笑いを取るポイントを押さえるか。毎回合コンの度に、自分がどのポジションにいるのか、客観的に役割を決めてから参加するのが勝率を圧倒的に高めるポイントです」(A氏)

 A氏は、合コンに応用できる『アメトーーク!』のひな壇芸人のふるまいを「アメトーーク!理論」と呼んでいる。この理論は、男性だけでなく、女性にとっても役に立つ、とA氏は続ける。

「例えば、女子大生はイケメンの社会人を、新社会人は大手企業の伸びしろがある男性を、さらに30代女性になると、しょっぱなから“理想の婚約者像”に当てはまるかチェックしているケースが多い。

 こうした女性の狙いは、たいてい男性陣も気づいています。そこで、男に意外性を感じさせるのがポイント。ゲットしたい欲求を全面に出してしまうのではなく、『ジョジョ大好き芸人』や『勉強しかしてこなかった芸人』のように、人畜無害な役割を設定し、その場の男性との会話を楽しむという姿勢が大事です。

 可愛さや女子力をアピールするよりも、男性側の温度感にうまくあわせ、些細な個性を出すことが大事。その場を楽しませる気持があれば、必ず一番良い相手から連絡がくると思いますよ」

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