ライフ

ペニー・スリンガー氏他 女性器芸術の4大巨匠を袋とじ特集

 現代美術の分野において「女性器アート」は決して異端ではない。女性器をモチーフに活動するアーティストの中には、「最高の芸術家」と賞賛される存在は数多い。

 たとえば、現代女性器アートのパイオニア、フランスのアンリ・マッケローニ氏。1971年に7人の女性の性器を被写体にした写真集『ア・ノワール・コルセ・ブリュ』を世に送り出し、無修正で性器を接写したこの写真集は、世界中から驚きをもって迎えられた。

 同じく1970年代後半には、イギリスでも女性の性器を作品の中心テーマに採り入れたペニー・スリンガー氏が登場。他にも、年齢・人種を越えた「剃毛女性器」を接写する「Yプロジェクト」で8億円御殿を建てたペッター・ヘグレ氏や、571人分の女性器の石膏模型を並べた作品『The Great Wall of Vagina』で有名なジェイミー・マッカートニー氏など、いずれも世界的にアーティストとしての評価が高い。

 7月8日に発売された『週刊ポスト』7月19・26日号では、袋とじで「女性器アートの4大巨匠」を大特集し、上に紹介した4人のアーティストたちの作品群とともに、その肉声を公開している。

 美術史・美術評論家の相馬俊樹氏が「この国におけるアートの閉塞状況に大きな一石を投じる」と評価するこの雑誌特集をきっかけに、日本でも女性器アートについての議論が深まることになるかもしれない。

関連記事

トピックス

元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
日本テレビの杉野真実アナウンサー(本人のインスタグラムより)
【凄いリップサービス】森喜朗元総理が日テレ人気女子アナの結婚披露宴で大放言「ずいぶん政治家も紹介した」
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
伊勢ヶ濱部屋に転籍した元白鵬の宮城野親方
元・白鵬の宮城野部屋を伊勢ヶ濱部屋が“吸収”で何が起きる? 二子山部屋の元おかみ・藤田紀子さんが語る「ちゃんこ」「力士が寝る場所」の意外な変化
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン