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99才女性写真家 毎夕食にご飯代わりの赤ワイン欠かさず飲む

 日本人女性の平均寿命は86.41(2012年7月、厚労省発表)で世界1位だ。認知症などとも無縁で、健康で長生きしている女性たちは、どのような毎日を送っているのか?

 フォトジャーナリストとして現在も活躍する笹本恒子さん(99才)の1日はこうだ。朝食は8時ぐらいにカフェオレ、そしてパンに自家製のジャムなどを添えて食べる。

「19才の時に読んだ本に胃腸の弱い人はパンのほうがいいと書いてあったから、ずっとパン食です」

 1日3食きっちり食べ、毎食自分で用意する。

「昼は麺類が多いですね。おうどんなら野菜のかきあげ、パスタならサラダなど野菜の付け合わせも必ず作ります」

 買い物もできるだけ、自分の足で出かける。

「住んでいるマンションから駅までは私の足で徒歩15分程度。バス停にすると2つか3つはありますが、片道は歩いています。スーパーで食材を買って、帰りはバスかタクシーに乗りますが、買い物は自分の目で確かめないと気が済まないので」

 靴はデンマークの『ECCO』というメーカーのものが最近のお気に入りだという。

「ある程度かかとがあるほうが疲れない気がします。あとはとにかく軽いものですね」

 夕食は大好物のお肉が食卓にのぼる。

「脂身があるほうが好きなので霜降りの牛肉などをしょうゆやお酒で浸して、オリーブオイルでさっと焼く。最後にみりんをかけるとよりおいしくなります。油や塩分もあまり気にしませんし、好きなものを腹八分目いただくのが“わたくし流”。あとはクレソンやアスパラなど緑の野菜の付け合わせと野菜の副菜1~2品は必ずつけますね」

 そして絶対に欠かせないのが170ccの赤ワイン。

「貧血によいとすすめられていただくようになったのですが赤ワインに含まれるポリフェノールは老化防止にもなるそうですね。一日の締めくくりにもなりますし、翌朝の目覚めもいい。夜はカロリーオーバーになるので、炭水化物はとらず、赤ワインがご飯の代わりといったところですね」

※女性セブン2013年9月26日号

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