芸能

ポジティブなノンスタ井上「自分の笑顔はとびきりかわいい」

「芸人として何がいちばん悲しいって、好かれる・嫌われるのランキングにまったく入らないってことですよ。ランキングに入るってことはよくも悪くも世間一般の人たちの頭の中に、ぼくの存在があるって証拠ですからね」

 舞台に上がり、ナルシストキャラを演じれば、客席からいっせいに「きもーい」の声。「抱かれたくない芸人」「ブサイク芸人」といういささか不名誉なランキングでは、堂々(?)の1位を総ナメ。

 でもそれが逆に人気で、“勘違いしたナルシストキャラ”がすっかり定着したお笑いコンビ『NON STYLE』のツッコミ担当の井上裕介(33才)。著書『スーパー・ポジティヴ・シンキング』(ヨシモトブックス)のタイトル通り“スーパー・ポジティヴ”な考え方は、透徹した理論となる。

「ぼくの理論は、好きと嫌いは表裏一体。例えば、ぼくのことをナルシストで気持ち悪いヤツって思っている人が、ふとした瞬間、ぼくの謙虚な部分を見て“意外”と思って、別の印象を持つかもしれない。好きも嫌いも簡単に裏返すことができるんですよ。最初にマイナスなイメージを持たれるのは悪いことじゃない。すぐに、“好き”というプラスにひっくり返せばいいんですから」(井上)

 自信たっぷりに笑顔を見せられると思わず納得してしまうが、その笑顔、幼少時代からほめられ続けてきたという。

「昔からおばあちゃんは“ゆうちゃん(=井上)の笑顔はかわいいねえ”と言ってくれました。だから今でも自分の笑顔はとびっきりかわいいという自覚があります。わざとらしいとか、目が笑ってないとか、けなされることもありますが、気にしません。笑顔はぼくの武器ですし、それを見て面白いと思ってくれる人がいればそれでいいと思ってますから」(井上)

※女性セブン2013年11月7日号

関連キーワード

トピックス

裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
岸信夫元防衛相の長男・信千世氏(写真/共同通信社)
《世襲候補の“裏金相続”問題》岸信夫元防衛相の長男・信千世氏、二階俊博元幹事長の後継者 次期総選挙にも大きな影響
週刊ポスト
女優業のほか、YouTuberとしての活動にも精を出す川口春奈
女優業快調の川口春奈はYouTubeも大人気 「一人ラーメン」に続いて「サウナ動画」もヒット
週刊ポスト
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
女性セブン
今回のドラマは篠原涼子にとっても正念場だという(時事通信フォト)
【代表作が10年近く出ていない】篠原涼子、新ドラマ『イップス』の現場は和気藹々でも心中は…評価次第では今後のオファーに影響も
週刊ポスト
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン