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「ガラケー派=遅れた人」の風潮は携帯会社が作ったとの指摘

 先日、ついにドコモからもiPhone5sが発売され、スマホ商戦が激しさを増す一方、携帯キャリア3社が揃ってガラケーの新モデルを発表するなど、「スマホ対ガラケー」戦争はまだまだ終わる気配がない。ただし現在、巷に漂う“ある風潮”について、『東京IT新聞』編集長の西村健太郎氏は、こう指摘する。

「スマホはスマートで賢い、ガラケーを使う人は頭が古くて遅れている人―という風潮は、携帯会社がつくりあげたものです」

 西村氏によれば、スマホの買い換えに関して、各社とも“初期費用ゼロ円”をアピールするのは、毎月の料金で元がとれるから。

「ガラケーだとネット利用しなければ月額5000円以下に抑えられますが、通話に加えてネット通信費が嵩むスマホだと8000~9000円になってしまう。通話とメールしか使わない人にもスマホを販売したいのが携帯会社の本音です。ガラケーがスマホより劣っているというのは、実態とは異なります」

※週刊ポスト2013年11月8・15日号

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