国内

麻生太郎財務相がご近所に建つ「三木谷御殿」に苦虫顔の理由

 都知事選の盛り上がりでここのところメディア露出はひと休みの感がある麻生太郎・財務相の意外な悩みが聞こえてきた。
 
「麻生さんの自宅の近所に、楽天会長の三木谷(浩史)さんが引っ越してくるようで、朝の散歩の際に、“ここは楽天の三木谷の家なんだよ”と苦々しい顔で周囲に話しているんです」(麻生氏側近)
 
 麻生邸は、都内屈指の高級住宅街である渋谷区神山町にあり、2000平方メートル以上の敷地には、“麻生御殿”の呼び名にふさわしい洋館が建っている。吉田茂・元首相を祖父に持つ名家ならではの邸宅だ。その麻生氏の自宅からわずか300メートル先に建設中なのが、三木谷氏の新居。
 
「財務官僚の守護神である麻生さんにすれば、産業競争力会議の民間議員として、規制改革に熱心な三木谷さんの存在はおもしろくないはず。
 
 そもそもセレブ中のセレブである麻生さんと、一代で財を成した三木谷さんとは肌が合わない。そんな三木谷さんが目と鼻の先に越してくるともなれば、あまりいい気分はしないのかもしれません」(自民党関係者)

 10月に完成予定の三木谷氏の新居は、敷地約900平方メートルと麻生邸の半分にも及ばないが、それでも愚痴めいた物言いになる理由は他にもあった。 実は三木谷氏が新居を構える土地は、麻生氏と縁が深い場所なのだ。
 
「三木谷さんが家を建てる場所には3年前まで幼稚園があったんです。有名小学校への進学実績も高く、政界や財界、芸能界の方のお子さんがたくさん通っていました。そこで英語の講師をしていたのが、麻生さんの妹である寛仁親王妃信子さまです。信子さまのことをとても大事に思っている麻生さんにとっては、思い入れの深い土地なんでしょう」(近隣住民)

※週刊ポスト2014年2月7日号

関連キーワード

トピックス

遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《女優・遠野なぎこのマンションで遺体発見》近隣住民は「強烈な消毒液の匂いが漂ってきた」「ポストが郵便物でパンパンで」…関係者は「本人と連絡が取れていない」
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
フリー転身を発表した遠野なぎこ(本人instagramより)
「救急車と消防車、警官が来ていた…」遠野なぎこ、SNSが更新ストップでファンが心配「ポストが郵便物でパンパンに」自宅マンションで起きていた“異変”
NEWSポストセブン
モンゴルを訪問される予定の雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、「灼熱のモンゴル8日間」断行のご覚悟 主治医とともに18年ぶりの雪辱、現地では角界のヒーローたちがお出迎えか 
女性セブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
「『逃げも隠れもしない』と話しています」地元・伊東市で動揺広がる“学歴詐称疑惑” 田久保真紀市長は支援者に“謝罪行脚”か《問い合わせ200件超で市役所パンク》
NEWSポストセブン
佐々木希と渡部建
《六本木ヒルズ・多目的トイレ5年後の現在》佐々木希が覚悟の不倫振り返り…“復活”目前の渡部建が世間を震撼させた“現場”の動線
NEWSポストセブン
東川千愛礼(ちあら・19)さんの知人らからあがる悲しみの声。安藤陸人容疑者(20)の動機はまだわからないままだ
「『20歳になったらまた会おうね』って約束したのに…」“活発で愛される女性”だった東川千愛礼さんの“変わらぬ人物像”と安藤陸人容疑者の「異変」《豊田市19歳女性殺害》
NEWSポストセブン
児童盗撮で逮捕された森山勇二容疑者(左)と小瀬村史也容疑者(右)
《児童盗撮で逮捕された教師グループ》虚飾の仮面に隠された素顔「両親は教師の真面目な一家」「主犯格は大地主の名家に婿養子」
女性セブン
組織が割れかねない“内紛”の火種(八角理事長)
《白鵬が去って「一強体制」と思いきや…》八角理事長にまさかの落選危機 定年延長案に相撲協会内で反発広がり、理事長選で“クーデター”も
週刊ポスト
たつき諒著『私が見た未来 完全版』と角氏
《7月5日大災害説に気象庁もデマ認定》太陽フレア最大化、ポピ族の隕石予言まで…オカルト研究家が強調する“その日”の冷静な過ごし方「ぜひ、予言が外れる選択肢を残してほしい」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で、あられもない姿をする女性インフルエンサーが現れた(Xより)
《万博会場で赤い下着で迷惑行為か》「セクシーポーズのカンガルー、発見っ」女性インフルエンサーの行為が世界中に発信 協会は「投稿を認識していない」
NEWSポストセブン