ソーシャルメディアビジネスの次のフェーズは“言語の壁”を越えることだ。つまり、もっと自動翻訳技術が進み、数か国語で同じサービスを提供することができるようになれば、世界中で売れる商品がたくさん出てくるだろう。
たとえば、フェイスブックやツイッターの中にSHIBUYA109のカリスマ店員がお勧めするコーディネートを紹介するコーナーを設け、それが自動的に中国語、韓国語、インドネシア語、タイ語などに翻訳されてeコマースのサイトにつながったら、アジア全域が市場になるはずだ。
【※注】ナローキャスティング/マスメディアを使うブロードキャスティング型の広告ではなく、特定のターゲットを狙って効率的に狭い範囲で行う広告。
※週刊ポスト2014年3月21日号