機械音痴の奥さんのせいで恥ずかしい思いをする旦那様も少なくないはず。東京都の飲食業・Yさん(50才)が、奥様のかなり恥ずかしいエピソードを紹介します。
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うちの嫁(48才)は機械音痴で、おっちょこちょいでズレてる。車でランチしに出かけたときのこと。「この間、面接した契約社員の採用結果を、今日、電話で知らせてくるのよ。早くかかってこないかな」と握りしめていたのが、家の固定電話の子機。「えーっ。これは、家から離れるとつながらないの?」って、子供でも知ってるって。
DVD再生機が壊れたので、家電量販店に行ったときもヒドかった。若い店員さんに向かっていきなり大きな声で「これはちゃんと裏ビデオを録画できるんでしょうね。今さら裏ビデオが見られないなんてイヤよ」だとさ。
休みの日で混み合った店内で「裏ビデオ」って何回叫んだか。あわてて嫁の袖を引っ張っても「何よっ。あなたは裏ビデオ機能はいらないっていうの?」と収集がつかない。
店員さんが「お待ちください。詳しい者を連れてきます」とその場から離れたすきに、嫁を引っ張って逃げ帰ってきたさ。よくよく聞いたら嫁は「裏番組」と言いたかったらしいが、あの店、当分行けないな。
※女性セブン2014年3月27日号