他にも、「韓国人は会話のバリエーションが少ない。酒の席でも内輪話に終始してしまい、一緒に騒いで仲良くなったつもりでも、実は相手のことがよくわかっていないことが往々にしてある。日本人は話題が豊富で、相手のことをよく理解しようと努めるため、信頼関係も広がる」と30代韓国人ビジネスマンが言えば、50代男性もこう評する。
「韓国人は見栄っ張りというか足元を見られたくないため、出張の際、宿泊先のホテルのグレードをやたら気にするし、相手にもよく聞く。しかし日本人はグレードを気にしないし、よほどのことがない限り、どこに宿泊しているかなど聞かないでしょう。相手に恥をかかせない配慮が行き届いている気がします」
日本企業、日本人ビジネスマンへの尊敬、憧れを抱く彼らは政権の反日外交に呆れている。
「韓国の歴代政権は支持率が低下するたびに、日本をネタにして延命を図ってきました。でも冷静に見れば、ビジネスの世界では『反日』も『反韓』もないほど、切っても切れない関係にあります」(50代の韓国人ビジネスマン)
国のトップは国民の思いをどこまで理解しているのか。
※SAPIO2014年4月号