最近人気が高く、種類も多数あるポット型浄水器。「ポット型浄水器の良さはすぐに使える手軽さにある」というのは、ビックカメラ浅香坂見附駅店・浄水器担当の狩野良太さん。
「蛇口タイプの浄水器は、水道水をひねればすぐに、浄水した水が飲めますが、取り付けが大変という声も多い。その点、ポット型はカートリッジをつければすぐに使えますし、コンパクトでスリムなものも増えているので、冷蔵庫に収納できます」(狩野さん・以下同)
浄水能力に優れ、家庭用品品質表示法に定められた残留塩素や農薬などの物質も除去する機能を完備した商品が多い。カートリッジの交換は、2~3か月に1回が目安(1日2~3リットル使用時)。だが、ペットボトルにすると同量の水で約60~90本に値する。浄水器の場合、ゴミも出ないから家計にも、地球にも優しく、安全な水が飲める。
「浄水器の水は飲むだけでなく、さまざまな料理の味も高めてくれます。実演で、浄水器の水でご飯を炊いて、お客様に試食して頂くと、“うまみが増している”という声も多い。もちろん、お茶のおいしさもぐんと増しますよ」
■炊飯浄水ポット MQ-JA11/3650円/象印マホービン
ご飯をおいしく炊くために最適なアルカリ性の水にできる炭酸カルシウムと活性炭を配合した、独自のカートリッジを採用。においや味を損なう原因となる物質を含む13物質を除去。もちろん、水として飲んでもおいしい。
■bobble jug ピッチャー2リットル/2520円/ケーツーディ
高機能フィルター付きピッチャーなので、直接、水道水をフィルターに通すことができ、素早いろ過が可能。本体重量は約390gと軽く、持ち運びも楽にできるうえ、軽い陽性電荷をもつカーボン製フィルターは、化物吸収材を使用しているのでリサイクル可能。水さしのようなデザインがおしゃれ。
※女性セブン2014年6月26日号