ライフ

フィギュアをゴミに出された夫「燃えるじゃなく『萌える』」

 夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回は寄せられたのは、ご主人(55歳)がOA機器メーカー勤務の奥様(58歳)。ご主人のフィギュア好きに困ってます。

 * * *
 夫はアニメ好きで、『ワンピース』のルフィとゼットのフィギュアとか、何十体というフィギュアをリビングに飾っています。私とケンカになったのは、セクシーな下着姿のマリリン・モンロー等身大フィギュアです。「掘り出し物だ!」と私に内緒で買い、値段を聞いてもいわないので調べてみたら19万8000円! 一瞬、離婚も考えました。

 リビングのフィギュアでさえヘンなのに、等身大モンローを見たら絶対に「ここの旦那は変態だ」と思いますよ。とてもリビングには置けないので寝室に置いてあるんですけど、毎晩、モンローに見つめられてるみたいで、落ち着いて眠れないんです。

 とにかく、私にとってフィギュアはゴミ。「モンローはネットオークションで1日も早く売って、他のフィギュアは燃えるゴミで出すわね!」。そう夫にいうと、「モンローは、確かにオレも落ち着かないから売るけど、フィギュアを『燃えるゴミ』とは何事だ! フィギュアはゴミじゃない! 『燃える』じゃなくて『萌える』んだ!」。

 50過ぎたオッサンが「萌える」なんて気持ち悪い! 結婚した娘が遊びに来たので同意を求めると「ママも韓流グッズ、集めてるじゃない」「あれはフィギュアと違ってゴミじゃないし」「同じよ、どっちもゴミ!」。あっさり片付けられてしまうなんて、悔し~い!

※週刊ポスト2014年7月18日号

関連記事

トピックス

新恋人のA氏と腕を組み歩く姿
《そういう男性が集まりやすいのか…》安達祐実と新恋人・NHK敏腕Pの手つなぎアツアツデートに見えた「Tシャツがつなぐ元夫との奇妙な縁」
週刊ポスト
女優・八千草薫さんの自宅が取り壊されていることがわかった
《女優・八千草薫の取り壊された3億円豪邸の今》「亡き夫との庭を遺してほしい」医者から余命宣告に死の直前まで奔走した土地の現状
NEWSポストセブン
あとは「ワールドシリーズMVP」(写真/EPA=時事)
大谷翔平、残された唯一の勲章「WシリーズMVP」に立ちはだかるブルージェイズの主砲ゲレーロJr. シュナイダー監督の「申告敬遠」も“意外な難敵”に
週刊ポスト
左から六代目山口組・司忍組長、六代目山口組・高山清司相談役/時事通信フォト、共同通信社)
「六代目山口組で敵う人はいない」司忍組長以上とも言われる高山清司相談役の“権力” 私生活は「100坪豪邸で動画配信サービス視聴」も
NEWSポストセブン
35万人以上のフォロワーを誇る人気インフルエンサーだった(本人インスタグラムより)
《クリスマスにマリファナキットを配布》フォロワー35万ビキニ美女インフルエンサー(23)は麻薬密売の「首謀者」だった、逃亡の末に友人宅で逮捕
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左/バトル・ニュース提供、右/時事通信フォト)
《激しい損傷》「50メートルくらい遺体を引きずって……」岩手県北上市・温泉旅館の従業員がクマ被害で死亡、猟友会が語る“緊迫の現場”
NEWSポストセブン
財務官僚出身の積極財政派として知られる片山さつき氏(時事通信フォト)
《増税派のラスボスを外し…》積極財政を掲げる高市早苗首相が財務省へ放った「三本の矢」 財務大臣として送り込まれた片山さつき氏は“刺客”
週刊ポスト
WSで遠征観戦を“解禁”した真美子さん
《真美子さんが“遠出解禁”で大ブーイングのトロントへ》大谷翔平が球場で大切にする「リラックスできるルーティン」…アウェーでも愛娘を託せる“絶対的味方”の存在
NEWSポストセブン
ベラルーシ出身で20代のフリーモデル 、ベラ・クラフツォワさんが詐欺グループに拉致され殺害される事件が起きた(Instagramより)
「モデル契約と騙され、臓器を切り取られ…」「遺体に巨額の身代金を要求」タイ渡航のベラルーシ20代女性殺害、偽オファーで巨大詐欺グループの“奴隷”に
NEWSポストセブン
イギリス出身のボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
《ビザ取り消し騒動も》イギリス出身の金髪美女インフルエンサー(26)が次に狙うオーストラリアでの“最もクレイジーな乱倫パーティー”
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKI(右/インスタグラムより)
《趣里が待つ自宅に帰れない…》三山凌輝が「ネトフリ」出演で超大物らと長期ロケ「なぜこんなにいい役を?」の声も温かい眼差しで見守る水谷豊
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 維新まで取り込む財務省の巧妙な「高市潰し」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 維新まで取り込む財務省の巧妙な「高市潰し」ほか
NEWSポストセブン