いくつになってもトキメキは失いたくないもの。そんな胸キュンを美容室で経験した49才パート女性の話を聞きました。
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2児の母で、昼間はパートをしています。家事をこなして仕事もして、夫が帰ってくれば会社の愚痴を聞くという毎日。そのストレスを癒してくれるのは、2か月に1度行く美容院。お気に入りの美容師Aくんは、速水もこみちを小柄にした20才以上年下のイケメン。清涼剤のようなさわやかな人なんです。
カットの合間のマッサージを受けながら「Aくんにマッサージされると若返るわ」と言うと、「じゃあ、今度じっくりしてあげますよ」と返してきます。冗談かと思って笑っていたら「今度の店の定休日、ここに来てください」と鏡越しに見つめられてドキッ。
半信半疑ながら休みでだれもいない店に行くと、本当に彼が待っていてくれたんです。そして約束どおり、時間をかけて背中から首までマッサージ。
Aくんの大きな手を肌に感じながら、天にも昇る心地でした。話も弾み、「今度は飲みに行きたいですね」と次の誘いまで。こうなると、もしかして、私のことを…なんて考えたりして。先のことはわかりませんが、ひとときの幸せを噛みしめています(笑い)。
※女性セブン2014年7月24日号