昨年末からネットを中心に局所的なブームを巻き起こしているご当地キャラ「ずーしーほっきー」(画像)。平成27年度末までに北海道新幹線の新たな駅が開通することを受けて、北海道北斗市がPRのために制作したキャラクターだ。
見ての通り、どうにも珍妙なキャラクターなのだが、その珍妙さゆえに一部で熱狂的なファンを獲得しているのだという。ずーしーほっきーに魅了されているという女性Aさん(25歳)は、次のように語る。
「Facebookでずーしーほっきーの宣伝活動を見たことがきっかけでハマりました。公式プロフィールによると、口癖は『ホキホキホキホキー!』で、語尾に『ホキホキ』を付けるのが特徴。そのフォルムと同様に、余りに奇妙で突っ込みどころが多く、気づいたら大ファンになっていました。
他のご当地キャラとの違いは、単にゆるキャラで終わっていないところ。しっかりネットの住民たちに愛されるような“キモ可愛いさ”を兼ね備えているとことが良いんです」(Aさん)
また同じく、ずーしーほっきーファンの女性Bさん(30歳)も、こう語る。
「ネットで話題になっていて知りました。一瞬でファンになり公式HPなどから画像や情報をゲットしています。もちろんTwitterもフォローしています。ずーしーほっきーのおかげで北斗市の存在を知ったので、本当にキャラクターから地域へ関心を向けることができるんだと勉強になりました。
ずーしーほっきーのお腹の米は『ふっくりんこ』というご当地ブランド米、身体は『ホッキ貝』をイメージしていて、全身で北斗市の名産品をPRしているんです。私も、ずーしーほっきーがきっかけで、北海道のアンテナショップに行って『ふっくりんこ』を購入しました」(Bさん)
見た目は珍妙なキャラクターだが、実際に地域おこしにも寄与しているようで、ご当地キャラとしての役割は十分に果たしているようだ。