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《駆除個体は名物熊“岩尾別の母さん”》地元で評判の「大人しいクマ」が人を襲ったワケ「現場は“アリの巣が沢山出来る”ヒヤリハット地点だった」【羅臼岳ヒグマ死亡事故】

ヒグマの親子のイメージ(時事通信フォト)

ヒグマの親子のイメージ(時事通信フォト)

 8月14日、北海道斜里町の羅臼岳登山道付近で登山中の男性がヒグマに襲われ、翌15日に遺体で発見される事故が起きた。現場周辺で親子とみられるヒグマ3頭が駆除され、そのうちの母グマが男性を襲った個体であることがDNA鑑定で判明した。

 駆除された母グマは、体長約1.4メートル、体重117キロ。『岩尾別の母さん』と呼ばれ、地元ガイドや写真愛好家の間では有名な存在だったという。昨年10月に同地を訪れた中島拓海さん(@TakumiNakashima)が明かす。

「地元のガイドさんに写真を見せたら、これは『岩尾別の母さん』と呼ばれている雌グマだよと。名前の由来は、この地区が岩尾別という地名で、ここを縄張りにしていたからだそうです。これまで問題行動がなく大人しいクマだったらしく、地元の人たちの間でも、このクマは安心という認識があったと聞きました」

 地元でも大人しいと評判のクマがなぜ、このような事態を招いたのか。

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