○(米)8月ISM製造業景況指数- 2日(火)午後11時発表
・予想は、56.8
参考となる7月実績は57.1で6月の55.3から上昇した。7月の新規受注と生産指数は60を超えており、経済拡大を示唆する内容となっている。8月については複数の地区連銀の製造業活動指数が低下していることから、7月実績をやや下回る可能性がある。
○(米)8月ADP雇用統計- 4日(木)午後9時15分発表
・予想は、前月比+21.5万人
参考となる7月実績は+21.8万人。幅広い分野で雇用者数の増加が確認されており、8月についても7月と同水準の雇用者数の増加が期待できるとの見方が多く、市場予想は妥当か。
○(米)貿易収支- 4日(木)午後9時30分発表
・予想は、-425億ドル
参考となる6月実績は-415億ドルだった。7月については、同月のISM製造業景況指数における輸出は低下しているが、輸入が大幅に低下していることから、貿易赤字額は6月実績と同水準となる可能性がある。
○(日)日本銀行金融政策決定会合- 4日(木)決定会合の終了時刻は未定
・予想は、金融政策の現状維持
既発表の4-6月期国内総生産(GDP)は大幅なマイナスを記録。また、消費増税の影響を除く物価上昇率は前年比+1%台前半で推移している。物価上昇率2%の早期達成は実現困難だが、黒田日銀総裁は「今後数年の経済見通しを変更する必要はない」と指摘しており、金融政策は今回も現状維持の公算。
○(米)8月雇用統計- 5日(金)午後9時30分発表
・予想は、非農業部門雇用者数が前月比+22.0万人、失業率は6.1%
7月も20万人超の雇用増を記録しており、トレンドは堅調。失業率の上昇は求職者数の増加によるものであり、労働市場の改善は続いている。8月の非農業部門雇用者数も20万人超の増加が予想されており、市場予想は妥当か。失業率は低下する可能性がある。
主な発表予定は、4日(木):(米)8月ISM非製造業景況指数、5日(金):(日)7月景気先行指数
【予想レンジ】
ドル・円:102円00銭-105円00銭