○(米)8月中古住宅販売件数- 22日(月)午後11時発表
・予想は、520万戸
参考となる7月実績は515万戸。住宅価格の上昇は鈍化しており、購買意欲の後退を招く状況ではないとみられている。雇用情勢は穏やかに改善していることも支援材料となる。8月については、7月実績と同水準か多少上回る可能性がある。
○(米)8月新築住宅販売件数- 24日(水)午後11時発表
・予想は、43万戸
参考となる7月実績は41.2万戸。住宅市場の需給関係は悪化していないだけに、8月の数字は7月実績をやや上回る見込み。販売価格が大幅に上昇する可能性は低いと予想されていることや労働市場の穏やかな改善が続いていることは新築住宅市況にとってプラス材料となる。
○(米)8月耐久財受注- 25日(木)午後9時30分発表
・予想は、前月比-17.0%
参考となる7月実績は+22.6%の大幅な増加となったことで8月は大幅な反動減となる見込み。ただし、米経済は拡大を続けており、生産活動が著しく縮小する状況ではないと判断されており、市場予想はおおむね妥当か。
○(日)8月全国消費者物価コア指数- 26日(金)午前8時30分発表
・予想は、前年同月比+3.2%
参考となる7月実績は、前年比+3.3%。消費増税の価格転嫁はある程度進んでいるようだが、需要鈍化などの影響で物価上昇率はやや鈍化する見込み。ただし、9月以降は為替相場の円安反転の影響で輸入物価は多少上昇する可能性があり、物価上昇率は3.5%前後に上昇する可能性がある。
主な発表予定は、23日(火):(米)9月リッチモンド連銀製造業指数、26日(金):(米)4-6月期国内総生産確報値
【予想レンジ】
・ドル/円:106円00銭-111円00銭