ライフ

人気のキャンピングカー 快適な装備の「優先度」と「値段」

キャンピングカーにあると便利なトイレ

「お金持ちの趣味」と思われてきたキャンピングカー。近年は手の届く選択肢も増え、人気を博している。専用の装備も多いキャンピングカーだが、その優先すべき装備と値段の目安を調べてみた。

 キャンピングカー専門雑誌『キャンプカーマガジン』(マガジン大地刊)の渡辺圭史編集長がいう。

「どんな使い方をするにせよ、一番重要なのが電源の確保です。空調や冷蔵庫、TVに電子レンジなどの家電を稼働させるための専用電源として、サブバッテリーを積みます。供給される電気は直流なので、家電を使うためには交流に変換するインバーターと組み合わせます」

 サブバッテリーはひとつで1万5000~4万円、インバーターは2万~6万円が目安だ。サブバッテリーはエンジンのオルタネーター(発電機)や外部電源を利用して充電するが、停車中に外部電源がない場合は心もとない。

 そこでソーラーパネルの登場となるが、「200Wのもので15万円ほど。最近は標準装備されたキャンピングカーも増えているので、装備表をチェックして下さい」(渡辺氏)

 キッチンについては、8ナンバー登録のキャンピングカーにはもれなくシンクが付いているが、大きさは基本的に室内寸法に比例する。

 コンロはカセットタイプから本格的な2口ガスレンジ、IH調理器を備えたものもある。料理を重視するかどうかで選ぶことになる。シンクは標準的なサイズが2万~3万円、コンロは2口レンジで3万~6万円が目安だ。

 次に、いざという時にあると安心なのが「トイレ」だ。

「トイレは場所をとるので付けるべきか迷いがちですが、寒い時期や雨の日はいちいち外に出るのも辛い。車内にあれば小さなお子さん連れでも安心です」(渡辺氏)

関連キーワード

関連記事

トピックス

クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
高市早苗氏が首相に就任してから1ヶ月が経過した(時事通信フォト)
高市早苗首相への“女性からの厳しい指摘”に「女性の敵は女性なのか」の議論勃発 日本社会に色濃く残る男尊女卑の風潮が“女性同士の攻撃”に拍車をかける現実
女性セブン
役者でタレントの山口良一さんが今も築地本願寺を訪れる理由とは…?(事務所提供)
《笑福亭笑瓶さんの月命日に今も必ず墓参り》俳優・山口良一(70)が2年半、毎月22日に築地本願寺で眠る亡き親友に手を合わせる理由
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月20日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン