きのこの繊維やうま味もプラス「鮭ときのこのミルクスープ」
「よく“脂肪が気になるから”と牛乳を敬遠したりする人もいますが、良質な乳たんぱくやビタミン・カルシウムの豊富さはそのままで脂肪分を減らしたものなど、最近ではさまざまなタイプが売り場に並ぶようになりました。
商品名として『牛乳』と言える条件には規定があるため、栄養成分を高めたものは『乳飲料』などの記載になっているものもあります。“飲むのは少量でも、栄養はしっかり摂りたい”といった人は、こうした乳飲料を積極的に取り入れてみるのもオススメです」(弥冨先生)
例えば、今年4月に発売された『PREMiL(プレミル)』(森永乳業)ブランド。乳脂肪分は60%カットしながら、カルシウムとたんぱく質は牛乳と比べて1.7倍の『PREMiL(プレミル) カラダしっかり』では、一般的な牛乳200ml分のカルシウムとたんぱく質が120mlで摂取できる。また、同じく乳脂肪分を60%カットした『PREMiL(プレミル) カラダ美しく』の場合、牛乳以上のカルシウムとたんぱく質に加え、ビフィズス菌や食物繊維も摂れる。低脂肪の牛乳では“味がもの足りない”という人にも、しっかりとしたコクを感じられる味わいで好評だという。
「大切なのは、自分の年齢や体に合ったミルクを選ぶこと。このような乳飲料も買い物リストの常連メンバーに入れておきたいものです。将来の美容や健康のためにも、基礎代謝を高める乳たんぱくやカルシウムを毎日コツコツ補給する『ミルク習慣』を作っておきましょう」(弥冨先生)