芸能

杉村太蔵 「料亭1回行くぐらいならランチ10回を取る」

 元衆議院議員でタレントとして活躍する杉村太蔵氏(35才)。初の著書『バカでも資産1億円 「儲け」をつかむ技術』で、清掃員から外資系証券マン、国会議員、タレントとさまざまな職種を経験してきた自身の半生を振り返りながら、ビジネスマンが出世するためのノウハウなどについて綴っている。杉村氏といえば、国会議員当選直後、「早く行きたいですね、料亭に!」という発言が物議を醸したのは有名だ。しかし、今では「料亭よりランチ」と同書で綴っているのだ。

「国会議員時代は実際に料亭行きましたよ。接客も料理も本当に素晴らしかったですよ」

 そう料亭の思い出について振り返る杉村氏。しかし、今では、料亭や高級レストランを仕事で利用することはないという。

「ぼくはマネジャーもいませんし、仕事を増やすのは自分次第です。ですから、たまにテレビ局のスタッフや、自分でやっている会社を手伝ってくれている人に食事をご馳走することがあります。でも、おごるといっても、高級レストランを使うことはありません。ひたすらランチです」(杉村氏・以下「」内同)

 なぜなら、夜の飲み会であってもランチであっても、効果は変わらないからだという。

「夜はお酒を飲むのでどこの店でもけっこう費用がかかってしまいますが、ランチならひとり1500~2000円払えばかなり豪華な食事ができます。時間も1時間程度と決まっているから長引くこともなく有意義に使えます」

 サラリーマン社会では、会社の上司と仕事終わりに居酒屋に飲みに行くことや、取引先の人を高級レストランで接待、ということもある。杉村氏は、夜に飲みに行けば絆が深まる効果はあると語るが、仕事にはほとんど関係がないと持論を展開する。

「だいたいはお金がかかるだけで仕事のパフォーマンスにつながらない、というのがぼくの経験です。それなら料亭や高級レストランなど高い店である必要はないわけです。今のぼくなら、料亭1回行くぐらいならランチ10回を取りますね」

 2010年7月の参議院議員選挙落選からわずか4年で資産1億円を築き上げた杉村氏。著書では「生きたお金の使い方をすれば、いずれ必ずリターンがある」という考え方に基づいた、お金儲けの具体的なテクニックについても紹介している。”ランチ接待”もタイゾー流「儲け」をつかむ技術のひとつと言えそうだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

運転席に座る広末涼子容疑者
《事故後初の肉声》広末涼子、「ご心配をおかけしました」騒動を音声配信で謝罪 主婦業に励む近況伝える
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
鶴保庸介氏の失言は和歌山選挙区の自民党候補・二階伸康氏にも逆風か
「二階一族を全滅させる戦い」との声も…鶴保庸介氏「運がいいことに能登で地震」発言も攻撃材料になる和歌山選挙区「一族郎党、根こそぎ潰す」戦国時代のような様相に
NEWSポストセブン
山尾志桜里氏に「自民入りもあり得るか」聞いた
【国民民主・公認取り消しの余波】無所属・山尾志桜里氏 自民党の“後追い公認”めぐる記者の直撃に「アプローチはない。応援に来てほしいくらい」
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《普通の大学生として過ごす等身大の姿》悠仁さまが筑波大キャンパス生活で選んだ“人気ブランドのシューズ”ロゴ入りでも気にせず着用
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
遠野なぎこさん(享年45)、3度の離婚を経て苦悩していた“パートナー探し”…それでも出会った「“ママ”でいられる存在」
NEWSポストセブン
レッドカーペットに登壇した大谷夫妻(時事通信フォト)
《産後“ファッション迷子期”を見事クリア》大谷翔平・真美子さん夫妻のレッドカーペットスタイルを専門家激賞「横顔も後ろ姿も流れるように美しいシルエット」【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 石破政権が全国自治体にバラ撒いた2000億円ほか
「週刊ポスト」本日発売! 石破政権が全国自治体にバラ撒いた2000億円ほか
NEWSポストセブン