観光ガイドブックの話が出ましたが、これとの付き合い方も要注意です。いかにも観光客向けのお店やメニューばっかり載っているものもあります。これまた、観光地となっている都市では、観光客くらいしか頼まないでメニューがあったりするわけですよね。札幌のラーメン屋で言うならば、カニやホタテが入っているラーメンなどを見ると、複雑な心境になります。これも北海道の名物ですし、値段も高いので、地元にお金を払ってもらって感謝するわけですが、札幌市民は、あれ、食べませんから。
一番のオススメは、現在、その地で働いているビジネスパーソンに聞くことです。彼らが普段、食べている地元の美味しいお店です。その時の流行も反映しつつ、地元の人が認める味を楽しめるわけで。地元民が並ぶ店などは最強なわけです。
他、やや大きめの都市だと、地元の人が買う観光ガイドブックというものがあり、これは比較的信用できます。札幌だと、地元の出版社が出すラーメンガイドなどがありますし、『北海道じゃらん』は、いまだに北海道でトップクラスに売れている情報誌だったりします。地元情報が満載です。現地でこれらの本を買うという手もありますよ。
というわけで、年末年始に旅行される方は、地元のビジネスパーソンと友達になって、観光客ではなく、現地の人に愛されるお店に行ってみてください。
この記事を書いていて、すっかり硬直化していることを反省する40歳でした。いや、まだまだ人生これからなので、トライを忘れずにいきたいと思います。よいお年を!