スポーツ
2015.01.13 16:00 週刊ポスト
長嶋茂雄氏「ゴロには15種類あるがフライは1種類しかない」
多くの人が抱く長嶋茂雄氏のイメージは打席での無類の勝負強さだろう。だが、意外にも本人は「ファンと一体になれる守備のほうが好きだった」という。守備の名手でもある長嶋氏が、ゴロとフライの捕球について語った。
* * *
ゴロが飛んできたら、瞬時に捕球しやすい角度を調整し、待って捕るかダッシュするかを判断します。
ゴロには15種類あるんですよ。それぞれにグラブの出し方が違うんです。一つはこう、もう一つはこう……(と、グラブ捌きを実演する)。バウンドの大きさや強弱だけでなく、ゴロにはストレートもあれば変化球もある。この変化球が曲者なんだよね。捕るのが難しいんだけど、それを簡単に捕ってこそプロです。逆に盛り上げようと思って、何でもないゴロを難しそうに捕ったりしたこともありましたけどね(笑い)。
フライ? あれは1種類しかないから「黒ちゃん(黒江)、上がったぞ~」って任せていました。だってフライは遊びや芸を入れることができないから、捕っても面白くないんだもの(笑い)。
※週刊ポスト2015年1月16・23日号
関連記事
トピックス

「山口組若頭射殺事件」 最後の生き残り・中野太郎元会長の死
週刊ポスト

東京五輪中止なら「湾岸タワマン」の価格相場は本当に下がるのか
NEWSポストセブン

慰安婦問題 日本の拠出金の「残りの5億円」が韓国内での火種に
週刊ポスト

桐谷美玲と三浦翔平のベビーカーでお出かけ姿 愛犬家マナーにも好印象
NEWSポストセブン

年寄株取得の目処立たぬ白鵬 コロナ引退の行く末には廃業の危機
週刊ポスト

井岡タトゥー論争に“男・山根”が参戦!「JBCは腹を切れ」
NEWSポストセブン

田中麗奈「なっちゃん」から23年!吹っ切れたカジュアルウェア撮
NEWSポストセブン

完全復活を間近の渋野日向子 「シブコのコーチ離れ」は本当か
週刊ポスト