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AKB48松井咲子 FXと株の違いを学んで「私にもできそう」

松井咲子がFXと株の違いを学ぶ

 AKB48・松井咲子が、1年間にわたって投資を学ぶ新シリーズがスタート! テーマはFX(外国為替証拠金取引)。新しい取引システムやサービスが次々と登場するなど、進化し続けるFXを基本から学んでいく。先生は、ソフトな語り口で難しい内容を分かりやすく解説することで知られる、セントラル短資FX代表取締役社長・松田邦夫さん。

 * * *
松田:まず株式投資との違いについて触れておきましょう。株式投資を実際に買おうとするとき、悩むことがあります。どんなことだと思いますか?

松井:株を発行している会社はたくさんあるので、どの株を買えばいいのか、選ぶのが大変そうな感じがします。

松田:いいところに気が付きましたね。株式投資は、今後業績が上がりそうな企業の株を買って、値上がりを期待するのが基本です。でも実際には国内で上場されている会社だけでも約3800社あって、どの企業を選ぶか迷ってしまいますし、選ぶ際には、会社の財務内容や個別業界の知識もある程度持っておかなければならないでしょう。

 さらに、もし選択を誤って、投資した会社が倒産すると、株の価値がなくなってしまう可能性もあります。

松井:通貨は価値がなくなることはないのですか?

松田:たとえば当社が取引対象としてラインナップしている外貨は十数種類ですが、いずれの通貨も一定の地域や国の経済規模や活動を背景としていますから、価値がゼロになるといったことは考えにくいですね。

 また、通貨の取引高は巨大で、ほぼ24時間を通して、売買が可能です。これを背景としたFX取引の大きな魅力は、買いたいときに買え、売りたいときに売れるという取引の「流動性」の高さです。取引の少ない株だと、売るに売れないといった事態も生じかねません。

松井:株式投資とはずいぶん違うのですね。FX取引をしている人には、どんな人が多いのですか。

松田:どのFX業者でも30代、40代の方が多いと思いますが、20代や60代の方々もたくさんおられます。当社の場合、50代、60代の方々に活発にお取引いただいている印象です。投資される方も多彩で、商社、保険会社などにご勤務の方や公務員のほか、主婦の方もたくさんいらっしゃいます。資産や収入が多い人ばかりではなく、すそ野が大きく広がっています。FXは米ドル/円なら約5000円から取引ができるので、始めやすいのではないでしょうか。

松井:お話を聞いていると、私でもできそうな気がしてきました(笑)

※マネーポスト2015年春号

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