国内

KFC、ミスド、がってん寿司、丸亀…食専門家が品質に太鼓判

ケンタッキーフライドチキンはチキンを100%国内産化

 ファミリーレストランにファストフードなど、日本人の食生活にはなくてはならない外食。でも、果たして本当に安全なのだろうか? 『スーパーの裏側』『「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。』(東洋経済新報社)などの著者で、“食品業界を知り尽くした男”といわれる河岸宏和さんが、安全面でおすすめできる有名外食チェーンを紹介する。

【ケンタッキーフライドチキン】
 今年からチキンの素材を100%国内産化。600項目以上の基準が設けられた高度な衛生管理を誇る工場でカットされ、生のまま各店舗に届けられる。店舗でも徹底した温度、衛生管理のもと店舗での調理は行われていて、マニュアルにも約600のチェックポイントがあり、冷蔵庫から取り出してから油で揚げるまでの時間も厳格に守られています

【ミスタードーナツ】
 研修施設で学んだスタッフが管理し、室温や粉の温度にまで注意を払って各店舗で手作りするドーナツは格別のおいしさ。オイルは純植物性でトランス脂肪酸値を大幅に抑えたものを使用。毎日ろ過し、酸化判定をして基準値を超えたら廃棄している。小麦粉の配合や、コーヒー豆の品種や産地選びも追求しており、原材料へのこだわりに妥協はありません。

【がってん寿司】
 特筆すべきは社員全員が職人ということ。仕込みも握りもできる技術者が各店舗にいるからこそ、鮮度の高い素材を新鮮なまま食べることができます。オープンキッチンで職人が握っている。仕入れは毎日、築地や大宮、小田原などを使い分けています。鮮度チェックは20分に1回、30分に1回の手洗いなど、衛生管理が徹底されているのも安心材料です。

【丸亀製麺】
 小麦粉、水、塩だけで麺を作っているため、一切余計なものは入っていません。季節や湿度、気候に合わせて水分量や小麦の温度も管理するほどのこだわりよう。店内で製麺される様子がガラス張りで見られる安心感は格別だ。季節の旬なものをかき揚げにしたり、うどんの具材にしたりと、毎日食べても飽きない工夫もされています。

※女性セブン2015年4月30日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

あごひげを生やしワイルドな姿の大野智
《近況スクープ》大野智、「両肩にタトゥー」の衝撃姿 嵐再始動への気運高まるなか、示した“アーティストの魂” 
女性セブン
OZworldの登場に若者が殺到した
《厳戒態勢の渋谷ハロウィン》「マジで両方揉まれました」と被害打ち明ける女性…「有名ラッパー」登場で一触即発の乱闘騒ぎも
NEWSポストセブン
天海のそばにはいつも家族の存在があった
《お兄様の妹に生まれてよかった》天海祐希、2才年上の最愛の兄との別れ 下町らしいチャキチャキした話し方やしぐさは「兄の影響なの」
女性セブン
川村
【北海道・男子大学生死亡】脚には「龍のタトゥーシール」…逮捕された川村葉音容疑者(20)の同級生が明かす「暴力的側面」と「恋愛への執着心」
NEWSポストセブン
満を持してアメリカへ(写真/共同通信社)
アメリカ進出のゆりやんレトリィバァ「渡辺直美超えの存在」へ 流暢な英語でボケ倒し、すでに「アメリカナイズされた笑い」への対応万全
週刊ポスト
ライブペインティングでは模様を切り抜いた型紙にスプレーを拭きかけられた佳子さま(2024年10月26日、佐賀県基山町。撮影/JMPA)
佳子さま、今年2回目の佐賀訪問でも弾けた“笑顔の交流” スプレーでのライブペインティングでは「わぁきれい!うまくできました!」 
女性セブン
傷害致死容疑などで逮捕された八木原亜麻容疑者(20)、川村葉音容疑者(20)、(右はインスタグラムより)
【北海道男子大学生死亡】逮捕された交際相手の八木原亜麻容疑者(20)が高校時代に起こしていたトラブル「友達の机を何かで『死ね』って削って…」 被害男性は中学時代の部活先輩
NEWSポストセブン
木曽路が“出禁”処分に(本人のXより)
《胸丸出しショット投稿で出禁処分》「許されることのない不適切な行為」しゃぶしゃぶチェーン店『木曽路』が投稿女性に「来店禁止通告」していた
NEWSポストセブン
東京・渋谷区にある超名門・慶應義塾幼稚舎
《独占スクープ》慶應幼稚舎に激震!現役児童の父が告白「現役教員らが絡んだ金とコネの入学ルート」、“お受験のフィクサー”に2000万円 
女性セブン
佳子さまの耳元で光る藍色のイヤリング
佳子さまが着用した2640円のイヤリングが驚愕の売れ行き「通常の50倍は売れています」 地方公務で地元の名産品を身につける心遣い
週刊ポスト
傷害致死容疑などで逮捕された八木原亜麻容疑者(20)、川村葉音容疑者(20)(インスタグラムより)
【北海道男子大学生死亡】 「不思議ちゃん」と「高校デビュー」傷害致死事件を首謀した2人の女子大生容疑者はアルバイト先が同じ 仲良く踊る動画もSNS投稿
NEWSポストセブン
いわゆる“ガチ恋”だったという千明博行容疑者(写真/時事通信フォト)
《18才ガールズバー店員刺殺》被害者父の悲しみ「娘の写真を一枚も持ってない。いま思い出せるのは最期の顔だけ…」 49才容疑者の同級生は「昔からちょっと危うい感じ」
女性セブン