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大分・高崎山の伝説のボス猿「ベンツ」の異色の生涯に迫る本

【書籍紹介】『ベンツ 消えた伝説のサル』緑慎也/ポプラ社/1500円+税

 最年少でボスザルとなるも、その座を捨てほかの群れのメスザルと“駆け落ち”。さらにその群れでも地位を上げ、対立する群れを崩壊させるという武勇伝を持つ、大分県・高崎山のニホンザル、ベンツ。

 たびたびテレビなどでも取り上げられていたこの人気者の35年、人間でいえば100歳を超える生涯を追った異色の“評伝”。〈多くの証言から浮かび上がるのは、彼の律儀で、頑固な昔気質の親方のような人物像、いや、猿物像〉とは──?

※週刊ポスト2015年5月8・15日号

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