ビジネス

犬が広報部長の会社 打ち合わせに来てもらえるなどの利点も

会社の広報部長を勤めるランス(4才)

 4才の犬のノーフォークテリアの「ランス」が働く会社・コンセプトワークスは、中小企業の社長さんを対象にしたコンサルティング会社。彼は広報部長としてクライアントや取引先の人をもてなしたり、年賀状など印刷物のモデルを務めたり、「社員犬★ランスのブログ」も持ったりと、日々忙しく仕事に取り組んでいる。

 飼い主でもある社長の天田幸宏さんとランスとの出会いは、ペットショップでノーフォークテリアに一目惚れしたから。

「ボクを会社に連れて来たきっかけは、社長が“家でお留守番させるのがかわいそうだから”なんだって」

 犬好きのお客様との距離感が一気に近くなったことを感じた天田社長は、彼を社員として雇うことにしたという。

 最近、クラシック音楽家のマネジメントも始め、オフィスには、毎日さまざまな人がやって来て、打ち合わせなどを行うが、誰もがランスの愛くるしい姿のとりこになってしまう。

「普通はこちらからクライアントさんのところへ伺うものらしいけど、ボクがいるおかげでみなさん喜んで来てくださるんだって。そのためにも、きれいで心地よいオフィスにしなくっちゃ!」

 今後は「オフィスで犬を飼う」ことを他社にも広めていきたいというこの会社に、ランスはなくてはならない社員なのである。

<ランスのプロフィール>
名前:ランス
年齢:4才
種類:犬(ノーフォークテリア)
勤務先:コンセプトワークス株式会社
職種:広報部長
主な仕事内容:コンセプトワークスのイメージアップ。お客さまのお相手。社長の相談相手など。
お給料:厳選されたドッグフード。ボーナスとして1か月間のサマーバカンス。
好きなこと:お散歩とドライブ。窓から街並みを眺めるのがサイコー!
嫌いなこと:ひとりでのお留守番。
現在の悩み:もっと働きたいのに、週に2~3回程度しか出社できないこと。
将来の夢:ボクのように「オフィスで犬を飼う」という文化を作りたい。

※女性セブン2015年5月14・21日号

関連キーワード

トピックス

ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
渡邊渚さん(撮影/藤本和典)
「私にとっての2025年の漢字は『出』です」 渡邊渚さんが綴る「新しい年にチャレンジしたこと」
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
実力もファンサービスも超一流
【密着グラフ】新大関・安青錦、冬巡業ではファンサービスも超一流「今は自分がやるべきことをしっかり集中してやりたい」史上最速横綱の偉業に向けて勝負の1年
週刊ポスト
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン
12月30日『レコード大賞』が放送される(インスタグラムより)
《度重なる限界説》レコード大賞、「大みそか→30日」への放送日移動から20年間踏み留まっている本質的な理由 
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン