ハイブリッドカーの場合、低燃費のメリットをもっとも享受できるのは市街地でのノロノロ走行だが、ディーゼルは太いトルクを生かしたロングドライブが得意。美女と温泉ドライブを目指すなら、こちらの方に分がある。

 先進のクリーンディーゼルだけにトラック的なガラガラ音や振動が気になることはほとんどなく、車内は快適。それに、燃料がガソリンよりリッターあたり20円強安い軽油なので、燃料代はアクアと互角だ。美女と節約の両手に花を狙いつつ、カミさんの承認も得やすいに違いない。

 デザインはデミオの方がスタイリッシュで、特に内装の高級感は断然高い。美女は外観より内装にウルサイという意見もあり、どこかガイシャっぽいデミオの内装は武器になりそうだ。

 値段はアクアとほとんど同じだが、値引きの相場は現状、アクアのほうが10万円ほど大きい。悩みどころではあるが、デミオには6速マニュアル車や4WDもある。コダワリを持ったオッサンを演出するなら、デミオに軍配が上がると見るが、美女判定はいかに?

■清水草一:編集者を経て、フリーライターに。「自動車を明るく楽しく論じる」がモットーの53歳。現在、フェラーリ・458イタリア、BMW・335iカブリオレ、トヨタ・アクアを所有。日本文藝家協会会員。

※週刊ポスト2015年6月5日号

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