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意外とお金が貯まる500円玉貯金を成功させる5か条 FPが伝授

 たかが500円? いえいえ、500円玉貯金をあなどっちゃあいけません。毎日1枚貯めても30日で1万5000円也! ただし誘惑は多く、続けるのはけっこう大変。コツコツ続けて、目標額を貯めるにはどうしたらよいか。FP(ファイナンシャルプランナー)の山口京子さんに聞いた。

◆ポイント1:500円玉の価値を知ろう
 単なる小銭ではなく、500円玉を貯める方が貯めやすいと、山口さんは言う。

「500円玉が貯めやすいのは、みんなその価値を知っているから。500円玉は日本の硬貨でいちばん高価ですし、金貨のような大きさなので、ありがたみもある。だからこそ大事にしようと思うので、貯金箱に入れると、“貯金した!”という満足感につながります。これが長続きする秘訣だと思います」(山口さん・以下「」内同)

 ◆ポイント2:自分の性格で貯金箱を選ぶ
 失敗しにくいのは開けるのに缶切りが必要なタイプだが、中身が見えないものも多い。

「中身が見えて、貯まっていくのを目で見て、モチベーションを高めるという人は中身の見える空き瓶のほうが向いていると思います。缶切りがないと開けられないタイプは意志が弱く、ちょこちょこっと出して使ってしまう人向け。自分のタイプを見極めてから選ぶようにしましょう」

◆ポイント3:具体的な目標を声に出して500円を投入しよう
 例えば温泉旅行に行く費用を貯めたいなら、具体的な目標を口に出して言おう。

「500円玉を入れるたびに“温泉旅行”と口にすると、貯める目標が頭の中に叩き込まれ、より貯めようという気持ちが高まります」

 具体的な目標がない場合は「貯まった、貯まった」と口にするだけでも気分が違うはず。

◆ポイント4:貯金箱は目のつくところに置く
 へそくりでもない限り、貯金箱はリビングやキッチンなど目のつくところに置こう。

「帰宅して、財布の中からそのまま取り出して入れやすいところがいいですね。できればリビングの中でもテレビの横など目につきやすいところに置いておくと、すぐに500円玉も入れられます」

◆ポイント5:家族みんなで楽しもう
 家族でルールを決め、ゲーム感覚で貯めると、貯まるスピードが格段にアップする。

「お釣りで500円玉をもらうようにするにはどうしたらいいのか? など子供たちと一緒に考えながらゲーム感覚で貯めると金銭感覚も養われ、貯め癖もつきます。家族全員で一致団結してやると、あっという間に貯まりますよ」

※女性セブン2015年6月25日号

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