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少年Aの手記 遺族の理解得られぬと別の出版社はお蔵入りに

2015.06.19 16:00

 神戸連続児童殺傷事件の犯人・元少年Aによる手記『絶歌』(太田出版)。1冊1500円、初版は10万部だったが、今後重版がかかり、20万部、30万部と売れてていけば、印税としてAに5000万円以上の大金が入ることもあるという。  そんな大金を

 神戸連続児童殺傷事件の犯人・元少年Aによる手記『絶歌』(太田出版)。1冊1500円、初版は10万部だったが、今後重版がかかり、20万部、30万部と売れてていけば、印税としてAに5000万円以上の大金が入ることもあるという。

 そんな大金を生んだこの手記だが、出版に至るまでには紆余曲折があった。実は、当初、別の出版社から発売される予定だったのだという。

「その出版社はすでに1年以上前からAと接触し、手記の出版に向けた編集チームまで結成されていました。2015年初春の発売を予定して、原稿もできあがっていたんです」(出版関係者)

 しかし、社内では反対する声も多かった。そんな中、この出版計画が1月に週刊誌にすっぱ抜かれ、出版に反対する遺族の肉声が掲載された。

「結果、社内でも慎重論が盛り返し、一部の大物作家は“万が一この作品を出したら契約を打ち切る”と通達するなど大騒動に。結局、“遺族の理解を得られないものは出すべきではない”と、お蔵入りになったんです」(前出・出版関係者)

 こうして、一度はたち消えた手記出版計画だったが、Aは諦めなかった。

「“どうしても出したい”と、彼は編集チームに直訴したそうです。そんなAの強い思いから最終的に太田出版へと原稿が持ち込まれることになったそうです」(前出・出版関係者)

 綱渡りのような出版だったが、無事に手記が世に出たことを、Aは今、誰よりも喜んでいるそうだ。

※女性セブン2015年7月2日号

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