ニーハイソックスとミニスカートの間にある「絶対領域」。多くの男性にとって憧れの存在だが、絶対領域なら誰のものでもいいというわけではない。茨城県に住む運送業の男性Hさん(44才)は、奥さまの絶対領域になんともいえない感情を抱いている…。
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30過ぎても「童顔」と言われてた妻(44才)。それがよほど自慢らしく、機嫌がいいと「気分はいつでもハイティーンよ~ん」と変な節をつけて言うんだ。
そしてパートが休みの日は、15才年下の“お友達”と秋葉原へ出かけて行く。「あの街は誰も私を変な目で見ないのよ」と、ミニスカートに、ニーソックスをはいて、朝から、「どう? 私の絶対領域」と、象の足みたいな太ももをオレに突きつけてくる。
それだけじゃない。茶髪の長いカツラをかぶって、爪はごってごてに塗って。正直、盛れば盛るほど44才という年齢が強調されて、近所の子供は「妖怪」と噂しているらしい。
で、最近、妻が凝っているのが二日酔いメイク。「目の下にほんのりチークを入れて、二日酔いみたいな色っぽさでしょ?」って言うんだけどさ。老眼でメイクするから、つけすぎて「おてもやん」。二日酔いメイクどころか、大酔っ払いだよ。
おかげでオレ、街でカミサンに「パパ~」と声かけられ、必死で逃げた夢を見てはうなされるんだよ。
※女性セブン2015年9月10日号