スポーツ
2015.09.03 07:00 週刊ポスト
原江里菜プロ 応援してくれる「エリナ党」に感謝の言葉贈る

「エリナ党」のメンバーに感謝する原江里菜プロ
初優勝から2勝目まで6年350日、ツアー史上4番目に長いブランクの末、8月2日「大東建託・いい部屋ネットレディス」で優勝した原江里菜プロ(27)。その際、「支えてくれた皆さんに感謝したいです」と語ったが、彼女にとって大きな存在となっているのが、「エリナ党」と呼ばれるグループである。原プロの出場全試合を訪れ、プレー試合を細かく記録し、ブログにアップするなどしている。「ナイスショット!」などの激励もかかさない。エリナ党の中心メンバー・小林剛さんが語る。
「原プロは気持ちが表われるタイプなので、体調が悪かったりイライラしていると手に取るようにわかります。第1打を打ってすぐにティを拾えばボールはフェアウェイ、クラブから片手を離せばミスショット。体の倒し方でどっちに曲がったかわかります。でも、私たちはひたむきで、いつも明るい原プロの魅力を伝えたいだけなんです」
一方、原プロは「エリナ党」をどう見ているのか。
「成績に関係なくいつも応援してもらっているので、大袈裟ではなく心の支えになっています。シード落ちしていた時も、毎週コースで応援してもらいました。ギャラリーがいないと緊張感が保てないものですが、おかげで最後まで諦めないでプレーすることができました。感謝してもしきれないですね」
ラウンド内容をレポートしているブログについてはどう見ているのか。
「自分のプレーはすべて頭の中に入っているので私自身は見ませんが、毎週コースに来ることのできない森コーチが参考にしているそうです。コーチから的確なアドバイスがもらえるので助かっています」(原プロ)
トーナメント会場で言葉を交わすほか、サインをしたりメンバーからお土産をもらうこともある。とはいえ、原プロにとって気掛かりなこともあるという。
「この先もずっと応援いただけると嬉しいですが、コースに来るのはお金も時間もかかります。すごく感謝していますが、無理をされているんじゃないかと心苦しくなる時があります」(原プロ)
そんな気遣いも「エリナ党」の面々にとっては応援したくなる原動力。ファンに支えられ見事復活をとげた原プロ。今後の活躍にさらに期待が高まる。
取材・文■鵜飼克郎 撮影■藤岡雅樹
※週刊ポスト2015年9月4日号
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