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肉・卵・チーズをたっぷり食べて1年で50kg痩せた女性漫画家

1年で50kg痩せた漫画家・椎名マキさん(写真は本人提供)

 日本人がいちばん食べている肉は豚! 脂肪燃焼のスイッチを入れる成分L-カルニチンが鶏肉の約7倍も。1日200gたっぷり豚肉を食べて1年で50kgやせたという漫画家の証言をはじめ、「豚肉やせメソッド」を専門家に聞いた。

「豚肉には、代謝を高めるビタミンBや、脂肪燃焼のための成分L-カルニチンが豊富に含まれています」と話すのは、肉でやせる食生活を提唱する沖縄県の『こくらクリニック』院長で医師の渡辺信幸さん。

「お肉の脂肪やカロリーで太ると考えがちですが、太る原因となる糖質はほぼ0。とくに豚肉には、脳内で幸福感をもたらす必須脂肪酸“アラキドン酸”も豊富。よく噛んで食べると満足感も得られ、結果的に食べる量を減らせます」

 日本で唯一の“肉ダイエッター”として食事指導を行う健康予防管理専門士の長谷川香枝さんは、「お肉中心の食事に切り替えたら、半年で15kgやせました。噛む回数が増える串焼きや、代謝を高めるしょうがを料理にプラスするなど、食べ方の工夫でさらにやせやすくなります」と効果を実感している。

 ダイエット経験をコミカルに描いた『肉・卵・チーズをたっぷり食べて1年で50kg痩せました』(講談社刊)が話題の漫画家、椎名マキさん。

「以前は糖尿病でカロリー計算ばかりしていましたが、お肉中心の生活にしたら嘘みたいにやせて…。朝と昼に卵やチーズを食べ、夜は肉をたっぷり食べています。無理して野菜をたくさん食べていたころは、オナラばかり出て便秘気味でしたが、今はラードやバターで調理したお肉を食べているせいか、快腸です。

 豚肉は料理のバリエーションも多いので飽きないんですよね。スペアリブなど硬めのお肉は小さく切り、その都度よく噛みます。また、噛んでいる間は箸を置くと食べるスピードが落ち、満腹感を感じやすくなるので、ご飯を食べなくてもお腹が満たされます。あんなに大好きだったスナック菓子やラーメンを食べたいと感じなくなったんですよ。肉中心の食事で“耐えるダイエット”ではなく、生活習慣そのものが変わりました」

※女性セブン2015年10月15日号

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