外科B:でもお金を持っているのは確かですよ。だからドクターを狙っている看護師はいますね。30代後半の先輩ナースがそう。

耳鼻科C:看護師のお給料は薄給だからね……。

──看護師の生活は厳しい?

耳鼻科C:私たちの基本給は病院にもよるけど、新卒で18万円くらい。最初は同年代の会社員と変わらないけど、そこからなかなか給料が上がらないから頑張って夜勤しないと稼ぎは増えません。

泌尿器科A:その点ドクターはいいよね。研修医も給料が安いとはいうけど、外勤バイトすれば一晩に10万~20万円は貰える。

外科B:夜勤や病棟手当、危険手当とかがついているからまだマシだけど、ないと本当に厳しい。だから、夜勤がないクリニック勤務の看護師にはキャバクラで働いている子もいます。そもそも夜が暇だし、聞き上手で、あとなぜかお酒に強い人が多い(笑い)。看護師からキャバ嬢に転身する子はとても多いですよ。

耳鼻科C:キャバクラからの“出戻り”なんてのもいたりしますよね。キャバは若いうちしか働けないけど、看護師は歳をとっても続けられるし、結婚して子供を産んでもアルバイトとして働くこともできるから。

泌尿器科A:結婚といえば、ドクターと結婚する看護師は意外と少ない。多いのは消防士や警察官かな。運ばれてくる患者に一緒に付き添った救急隊員や警察官と結婚っていうのがよくあるパターンですね。

耳鼻科C:でも結婚しても、お互い気が強いから別れちゃうことが多いですよね。周りにはシングルマザーもいっぱいいますよ。看護師はどこも人手不足で再就職は簡単。安いとはいえ旦那さんがいなくても何とかなる程度の収入も、一人で生きていく肝っ玉も看護師にはあるからでしょうか。

※週刊ポスト2015年12月11日号

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