芸能

NHK『サラメシ』番組舞台裏をスタッフとメシ食いながら聞く

NHK『サラメシ』のホームページ

 働く人々のランチを通して、仕事へのこだわりや人生の一端を垣間見る『中井貴一のサラメシ』(NHK総合・毎週月曜22時55分ほか)が人気だ。

 俳優・中井貴一さんのテンション高めでポップなナレーション、取材される人とスタッフとの掛け合いが楽しくて、一度見るとやめられなくなる番組。今回、同番組のスタッフとのランチの会が実現。番組の舞台裏にグイグイ迫りました!

 この日の舞台は、東京・神保町。『サラメシ』ディレクターの大沼奈保子さんと、小林瞬さんが編集部にやってきた。本誌スタッフの“編集部メシ”に、ほぼ毎週登場している『源来酒家』での「さし飯」。さて、どんな話が聞けるやら――。

小林:うわ~、のどがかわく(と、席に着くやいきなりコップ1杯の水を飲み干し…)。番組で「さし飯」(街行く人たちにスタッフが突然声をかけて、一緒にランチをするコーナー)をする相手のかたも、水をよく飲むんですけど、やっぱり緊張するんですね~。水、大事。

大沼:普段取材する側なので、“される側”ってこんな感じなんですね。すごく緊張しています。「さし飯」って嫌かも…(苦笑)。

小林:「さし飯」も今は番組の認知度が上がってきて、立ち止まってくれるようになりましたが、始まった当初は50人に声をかけてやっと1人話を聞いてもらえるくらいだったんですよ。

――のっけから失礼な質問かもしれませんが、「さし飯」は本当にその場で直談判してるんですか?

大沼:はい、もちろんです。企業などに行く場合は事前に取材させてもらっていますが、「さし飯」はロケ当日、直談判です。必要なのは、運と度胸です(笑い)。

――それは大変ですね! 私たちは事件現場からレストランや企業、はたまた芸能人のスキャンダル取材まで、週刊誌の性質上、何でもやりますが、何年やっても緊張しますし、いつも1回きりのぶっつけ本番。取材の時に気をつけていることはありますか?

小林:自分が現場で面白いと思ったり、疑問に感じたことを素直に取材相手にぶつけることでしょうか…。自分も画面に出ている分、素直になるってとても恥ずかしくて、だからいざ取材相手と対面すると緊張して、当たり障りのない質問ばかりして沈黙を埋めることに一生懸命になっちゃうことが多くて。

――(ここで店員の人が登場。みんな好きなメニューを注文した上で)働く人たちのランチと仕事に密着する「○○さんに昼がきた」は、どうやって探すんですか。

大沼:ネットや雑誌で気になった人や仕事を見て、「この人はどんなランチを食べているんだろう」という単純な興味からが多いですね。

関連記事

トピックス

報道陣の問いかけには無言を貫いた水原被告(時事通信フォト)
《2021年に悪事が集中》水原一平「大谷翔平が大幅昇給したタイミングで“闇堕ち”」の新疑惑 エンゼルス入団当初から狙っていた「相棒のドル箱口座」
NEWSポストセブン
食品偽装が告発された周富輝氏
『料理の鉄人』で名を馳せた中華料理店で10年以上にわたる食品偽装が発覚「蟹の玉子」には鶏卵を使い「うづらの挽肉」は豚肉を代用……元従業員が告発した調理場の実態
NEWSポストセブン
17歳差婚を発表した高橋(左、共同通信)と飯豊(右、本人instagramより)
《17歳差婚の決め手》高橋一生「浪費癖ある母親」「複雑な家庭環境」乗り越え惹かれた飯豊まりえの「自分軸の生き方」
NEWSポストセブン
雅子さまは免許証の更新を続けられてきたという(5月、栃木県。写真/JMPA)
【天皇ご一家のご静養】雅子さま、30年以上前の外務省時代に購入された愛車「カローラII」に天皇陛下と愛子さまを乗せてドライブ 普段は皇居内で管理
女性セブン
大谷翔平の妻・真美子さんの役目とは
《大谷翔平の巨額通帳管理》重大任務が託されるのは真美子夫人か 日本人メジャーリーガーでは“妻が管理”のケースが多数
女性セブン
稽古まわし姿で土俵に上がる宮城野親方(時事通信フォト)
尾車親方の“電撃退職”で“元横綱・白鵬”宮城野親方の早期復帰が浮上 稽古まわし姿で土俵に立ち続けるその心中は
週刊ポスト
殺人未遂の現行犯で逮捕された和久井学容疑者
【新宿タワマン刺殺】ストーカー・和久井学容疑者は 25歳被害女性の「ライブ配信」を監視していたのか
週刊ポスト
東京駅17番ホームで「Zポーズ」で出発を宣言する“百田車掌”。隣のホームには、「目撃すると幸運が訪れる」という「ドクターイエロー」が停車。1か月に3回だけしか走行しないため、貴重な偶然に百田も大興奮!
「エビ反りジャンプをしてきてよかった」ももクロ・百田夏菜子、東海道新幹線の貸切車両『かっぱえびせん号』特別車掌に任命される
女性セブン
店を出て染谷と話し込む山崎
【映画『陰陽師0』打ち上げ】山崎賢人、染谷将太、奈緒らが西麻布の韓国料理店に集結 染谷の妻・菊地凛子も同席
女性セブン
高橋一生と飯豊まりえ
《17歳差ゴールイン》高橋一生、飯豊まりえが結婚 「結婚願望ない」説を乗り越えた“特別な関係”
NEWSポストセブン
雅子さま、紀子さま、佳子さま、愛子さま 爽やかな若草色、ビビッドな花柄など個性あふれる“グリーンファッション”
雅子さま、紀子さま、佳子さま、愛子さま 爽やかな若草色、ビビッドな花柄など個性あふれる“グリーンファッション”
女性セブン
「週刊ポスト」本日発売! 岸田首相の脱法パーティー追撃スクープほか
「週刊ポスト」本日発売! 岸田首相の脱法パーティー追撃スクープほか
NEWSポストセブン