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2016.01.24 16:00  週刊ポスト

北の湖が「遺言」で次期理事長に推挙したとされる名前で波紋

北の湖氏の「遺言」の内容が波紋を呼ぶ

 日本相撲協会では、2年ごとに10人の理事(親方が対象)を改選する役員候補選挙(理事選)が行なわれる。立候補者が11人以上になると、年寄名跡(現在は97)を所有する全親方による選挙となる。

 1月末に行なわれるこの選挙に大きな影響力を持つのが「一門」と呼ばれる角界の派閥だ。

 一門とは師弟など、密接な関係にある部屋同士で作るグループのこと。元々は稽古や冠婚葬祭などで協力するためのものだったが、いつしか「理事選の票固め」が主要な目的になってきた。各一門は理事選を前に「一門会」を開き、次の選挙では誰を候補者にするかを決定する。いわば理事は各一門の利益代表の意味合いが強い。

 理事の数は一門の勢力の大きさ(親方の数)に応じて比例配分されている。現体制では、出羽海の3を筆頭に、二所ノ関2、伊勢ヶ濱2、高砂1、時津風1、貴乃花1。票数が足りない場合は他の一門との協力態勢を取ることもある。例えば前回の選挙では最後の1枠を巡って、高砂一門の九重親方(元横綱・千代の富士)と、伊勢ヶ濱一門の友綱親方(元関脇・魁輝)が争い、他の一門から支援を受けた友綱親方が当選した。

 あれから2年──再び巡ってきた理事選は、すでに波乱の兆しを見せている。今までの一門制ではコントロール不能の事態となりそうなのだ。きっかけとなる綻びは、意外なところで発生した。

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