国内

今井絵理子の恋人にカネ持ち逃げの過去 元共同経営者が証言

恋人がお金持ち逃げの過去(今井絵理子公式ブログより)

 本誌前号がスクープした参議院選の自民党公認候補であるSPEED・今井絵理子氏に関する「婚約者の逮捕歴」報道。これは、シングルマザー代表の意味合いで参院選の目玉候補に擁立された同氏と自民党には、大きな痛手だったと見える。

 今井氏が半同棲する“イケメン同級生”のA氏が元風俗店経営者で、昨年3月に風営法および児童福祉法違反容疑で那覇署に逮捕されていた事実(処分保留で不起訴)。女子中学生を含む18歳未満の少女3人にみだらな行為をさせた容疑だっただけに反響は大きい。

 A氏が風俗店から足を洗うきっかけは、昨年の逮捕だった。ただし、これには前段があると語るのは、ともに逮捕された風俗店の共同経営者・X氏である。

「2014年の秋ごろ、その風俗店に警察から内偵が入っているという情報が飛び込んできた。言い訳になりますが、僕は立ち上げの協力と出資をしていただけで、現場はAが仕切っていたために、未成年を働かせているということもその段階になるまで知らなかったんです。それで11月に、捜査を避けるために営業を停止することにしたわけです。

 ところがいろいろ整理してみると、僕とAで折半するはずの売り上げが足りないし、入居していたビルの家賃も滞納していることも分かった。問い詰めたら、Aは横領していることを認めました。彼がやっていた闇金がうまくいかなくなって損失補填に使ったのと、今井さんと会うために東京と往復する費用が必要だったらしい。200万~300万円は持ち逃げされたはずです。

 結局、『カネの話はチャラにしてやるから、いざ逮捕されたら自分がやりましたと話すんだぞ』といって営業を止めました。Aが『経営を譲渡した店』といっているのは、おそらくこのときのことでしょう」(X氏)

 その後二人は接触を断ったが、年が明けて昨年3月、X氏は自宅で、A氏は実家の弁当店で、それぞれ那覇署に逮捕された。当時このことを報じた沖縄タイムスに、〈X容疑者は否認、A容疑者は行為を認めたが「自分一人でやった」と一部否認している(報道では実名)〉と書かれた背景には、こうした事情があったのだ。

「那覇署の留置場では僕とAの房が隣の隣だったから、注意して話せばちょっとは意思疎通できた。Aは『今井に弁護士を雇ってもらった』といっていた。取り調べの時には担当の警察官から、『一緒に捕まったやつのところにSPEEDの今井が面会に来てるぞ、すごいな!』と教えてもらいました。不起訴になったあとは、Aが逃げるように内地に行ったので、それ以降は会ってないし、携帯も変わったようで連絡も取れません」

※週刊ポスト2016年3月11日号

関連記事

トピックス

盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
解散を発表したTOKIO(HPより)
《TOKIO解散には迷いなし?》松岡昌宏、「男気会見」で隠せなかった本音 唯一違った“足の動き”を見せた質問とは?
NEWSポストセブン
佐々木希と渡部建
《六本木ヒルズ・多目的トイレ5年後の現在》佐々木希が覚悟の不倫振り返り…“復活”目前の渡部建が世間を震撼させた“現場”の動線
NEWSポストセブン
東川千愛礼(ちあら・19)さんの知人らからあがる悲しみの声。安藤陸人容疑者(20)の動機はまだわからないままだ
「『20歳になったらまた会おうね』って約束したのに…」“活発で愛される女性”だった東川千愛礼さんの“変わらぬ人物像”と安藤陸人容疑者の「異変」《豊田市19歳女性殺害》
NEWSポストセブン
児童盗撮で逮捕された森山勇二容疑者(左)と小瀬村史也容疑者(右)
《児童盗撮で逮捕された教師グループ》虚飾の仮面に隠された素顔「両親は教師の真面目な一家」「主犯格は大地主の名家に婿養子」
女性セブン
組織が割れかねない“内紛”の火種(八角理事長)
《白鵬が去って「一強体制」と思いきや…》八角理事長にまさかの落選危機 定年延長案に相撲協会内で反発広がり、理事長選で“クーデター”も
週刊ポスト
ディップがプロバスケットボールチーム・さいたまブロンコスのオーナーに就任
気鋭の企業がプロスポーツ「下部」リーグに続々参入のワケ ディップがB3さいたまブロンコスの新オーナーなった理由を冨田英揮社長は「このチームを育てていきたい」と語る
NEWSポストセブン
たつき諒著『私が見た未来 完全版』と角氏
《7月5日大災害説に気象庁もデマ認定》太陽フレア最大化、ポピ族の隕石予言まで…オカルト研究家が強調する“その日”の冷静な過ごし方「ぜひ、予言が外れる選択肢を残してほしい」
NEWSポストセブン
佐々木希と渡部建
《渡部建の多目的トイレ不倫から5年》佐々木希が乗り越えた“サレ妻と不倫夫の夫婦ゲンカ”、第2子出産を迎えた「妻としての覚悟」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で、あられもない姿をする女性インフルエンサーが現れた(Xより)
《万博会場で赤い下着で迷惑行為か》「セクシーポーズのカンガルー、発見っ」女性インフルエンサーの行為が世界中に発信 協会は「投稿を認識していない」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
《東洋大学に“そんなことある?”を問い合わせた結果》学歴詐称疑惑の田久保眞紀・伊東市長「除籍であることが判明」会見にツッコミ続出〈除籍されたのかわからないの?〉
NEWSポストセブン
愛知県豊田市の19歳女性を殺害したとして逮捕された安藤陸人容疑者(20)
事件の“断末魔”、殴打された痕跡、部屋中に血痕…“自慢の恋人”東川千愛礼さん(19)を襲った安藤陸人容疑者の「強烈な殺意」【豊田市19歳刺殺事件】
NEWSポストセブン