東京に次ぎ、人口2位の神奈川県。ここでは『横浜VSそれ以外』という仁義なき戦いが繰り広げられている。
「神奈川県民として誇りはありますが、横浜は嫌いですね。横浜出身者は買い物もデートも全部横浜で事足りてしまうから、“他のところに住んでいる人はどうやって生活してるのか”という始末。“でも田舎者や移住者に嫌がらせはしない。だって開国の地だから”とも。すごい選民意識がだだもれ」(36才・男性・会社員)
横浜人からすると、横浜のライバルは「東京」ではない。
「夫の転勤が決まった時にいっそ横浜から都内に引っ越そうってなったんですが、許せるのは港区、目黒区、渋谷区まで。それ以外の東京に住むのは都落ち感覚ですが、家賃が高すぎて…。結局夫には横浜から東京の会社に通ってもらっています」(52才・主婦)
横浜のプライドは高くそびえ、横浜から一駅隣の川崎は遠く及ばない。
「大学時代、横浜の子から、親から“川崎はあまり治安が悪いから行くな”と言われ育ったことを聞きました。確かにそういう面はありますが、それ以来、川崎出身とは言えなくて、彼女とはだんだん疎遠になっていきました」(37才・女性・パート)
※女性セブン2016年4月14日号