●森永卓郎氏(58歳)
167cm・71kg、降圧薬の内服なし、血圧125/80、糖尿病治療なし、血糖値80、喫煙あり、HDLコレステロール80、総コレステロール120(※総コレステロール値があればLDLコレステロール値と中性脂肪値は不要)
■心筋梗塞確率=0.2%
■脳梗塞確率=2.4%
■脳卒中確率=4.8%
前回に比べて各数値は大幅に改善している。前回の体重は86kgで「自分でも危険な状況にあることは自覚していた」(森永氏)のとは大違いである。
「やはりダイエット効果でしょう。ダイエットによって血糖値が劇的に落ちて、糖尿病が完全に治っちゃいましたから。以前は糖尿病治療のために毎朝注射を2本お腹に打って、馬に食わせるぐらいの大量の薬を飲んでいた。今は血液検査をやっても異常がひとつもないし、体調は絶好調です。
ただ、タバコは吸っています。もし禁煙したら、脳卒中の確率はもっと下がるんでしょうね」(森永氏)
ちなみに、ほかの項目は同じ数値のまま、喫煙の項目だけを「なし」に入力し直すと、脳卒中の発症確率は3.3%に下がった。
【*注】藤田保健衛生大学のホームページ内サイト
http://www.fujita-hu.ac.jp/~deppub/risk.html
※このサイトでは心筋梗塞と脳梗塞の発症確率診断のみ。脳卒中の発症確率は国立がん研究センターのサイトで診断できる。https://epi.ncc.go.jp/riskcheck/str/
※週刊ポスト2016年6月10日号