ビジネスシューズは、革製がおすすめです。前向きなエネルギーを放ち、履く人を奮い立たせてくれる素材です。そして、革靴は手入れの差によって、見栄えが大きく違ってきます。ご主人の出世を願うなら、真っ先に靴を磨いてあげましょう。
下駄箱は邪気がたまりやすいので、除湿剤を入れたり、晴れて乾燥した日に扉を開けて風を通すようにしましょう。
濡れた雨靴や傘はしっかり乾かしてから収納すること。玄関の気を整えるだけでなく、靴や傘も長持ちします。傘立てはできれば玄関の外に置きたいものですが、難しい場合は時々玄関の外に出して、日に当てるようにしましょう。
梅雨になると、湿気がこもった下駄箱は悪臭やカビの原因になりかねません。玄関は家の顔であり、あらゆる運の入口です。たたきを掃除しても、下駄箱が原因となって邪気を発する玄関になっては台無しです。
女性には靴好きが多いため、下駄箱に靴がぎゅうぎゅう詰めというお宅がよくあります。靴に湿気がこもりやすく、型崩れの原因にもなります。
かといって、収納力を重視して天井まである高い下駄箱に買い替えるのも感心しません。大きな家具は玄関を圧迫し、外からの気が入りにくくなってしまいます。
どうしても下駄箱のスペースが足りないのなら、冬用の防寒靴や冠婚葬祭用の靴は箱に入れて押し入れやクローゼットに収納しましょう。外で履いた靴を室内に入れるのですから、汚れはしっかり落とす必要があります。
ゴム製の靴は、年月とともに劣化が進みますから何年も入れっ放しにしないこと。使わない物、役に立たない物を収納しておくのは、スペースが無駄になるだけでなく、死蔵品が発する邪気により、運気が低迷してしまいます。
※女性セブン2016年6月23日号