五十路さんの場合、携帯電話料金の支払いに『DCMX』(現在は『dカード』に名称変更)を利用しているため、dポイントに注目。
「8月からはdポイントと高島屋の提携が始まります。高島屋で買い物をする場合、『タカシマヤカード』なら8%のポイントがたまる高還元率ですが、食品売り場では基本1%のみ。それが、『dカード』を利用するとdポイントの還元率は2%で、8月頃からは3%になる予定。このままの使い方なら、『dカード』を使い、ポイントを集約させた方がいいですね」
ここまでのステップで、必要なカードと不要なカードが明らかになったら、残ったカードの中からメーンカードを選ぼう。
「メーンカードは、自分のライフスタイルに合わせて選ぶのが基本。普段のお出掛けにPASMOなどの電子マネーを利用しているのなら、オートチャージ機能などで、紐付けできるカードを。
また、特定のスーパーで買い物することが多いなら、店のポイントがたまりやすいカードを、海外旅行が多いなら航空系カードを、メーンにするといいですよ。選ぶ決め手は、利用のしやすさとポイント還元率や買い物割引率など、お得かどうかです」
サブカードには、メーンカードにない特典やサービスがあるものを選ぶといいそうだ。五十路さんの場合、携帯利用料でポイントがたまりやすい『dカード』をメーンにしてゴールドへ格上げに。鉄道&百貨店系の『京王パスポートカード』をサブカードにして、日常遣いで無駄なくポイントをためるように修正した。
※女性セブン2016年7月28日号